中小企業診断士の受験生をサポートしていることもあり、
ふと、「本当に素晴らしい資格って何なんだろう?」と考えました。
私にとっての中小企業診断士の価値とは?
私にとって、中小企業診断士という資格に出会ったことは、
様々な価値をもたらせてくれました。
- 経営全般において役立つ基本的な【知識】を得られたこと
- 受験勉強やその後の活動を通じて出会った【仲間・人脈】
- 受験勉強という厳しい環境を乗り越えたことによって得られた【自信】
- (当時)会社員としては得がたい実務などの【経験】を積めたこと
- 独立直後、中小企業診断士だからこそ獲得できた【仕事】があったこと
本当に「人生を変えてくれた」資格だと思っています。
資格にぶら下がってしまったら、自分は資格以下になってしまう
その一方で中小企業診断士も、資格にぶらさがってしまったら価値は出せないと思っています。
大切なのは、あくまでも自分。
資格の中に自分がいるのではなく、
自分の属性のひとつに資格がある。
独立してから、今まで以上に多くの中小企業診断士、他の有資格者とお会いしてきました。
あるいは、「これから資格を取ろうかな?」と考えている人の相談を受けてきました。
その多くから感じてしまったのは、「この資格に食べさせてもらっている」、「この資格を取れば食えるかな?」という思考のバグ。
(敢えて「バグ」と言いきります)
資格にぶら下がってしまったら、自分はそれ以上の存在にはなれないのです。
考えてみてください。
資格というのは、誰かに認めてもらって付与されるもの。
日本最高峰の資格である司法試験ですら、その構造は変わりません。
誰かに「はい、あなたは合格ね」と付与してもらうのが資格です。
だとすると、資格にぶら下がった時点で、その「誰か」は絶対に超えられなくなってしまいます。
何より、主体性を感じませんし、自分のアイデンティティを失ったようにすら感じます。
少なくとも私は、中小企業診断士という資格には心から感謝していますが、
とは言え、それに囚われたいとは思っていません。
診断士は私にとって、あくまでも私の持つ属性の一部です。
最高の資格は、「自分を信じられるようになること」
結局、最高の資格が何か?を考えていくと、
「自分自身に対して、確固たる自信を持てるようになること」
という結論に至りました。
自信が持てれば、行動範囲を広げることができます。
行動ができるようになります。
人と会うこともできるようになります。
冒頭に掲げた、私が中小企業診断士から得られた価値のうち、
【知識】は資格のカリキュラムから得られたものです。
一方、それ以外のものについては、中小企業診断士を獲得したことによって得た【自信】が、
次への行動をうながした結果、得られたのです。
資格だけに囚われていたら、【知識】の会得だけで終わってしまっていたでしょう。
中小企業診断士に限らず、他の資格においても、全く同じことが言えます。
今の時代、取得しただけでバラ色の人生が待っている資格なんてありません。
それを通じて、何を得るのか?何をするのか?の方が、より重要で、本質的だと感じています。
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【編集後記】
今日は息子の土曜参観です。
去年はトライアスロンのレースと被ってしまったりだったので、
授業を見るのは2年振り。楽しみです♪
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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