先日、ちょっとしたことから、「なぜ独立したのか?」を考えさせられる出来事がありました。
改めて考えてみます。
直接、顧客と接することができる
最初に頭に浮かぶのは、やはり顧客と直接会えること。
大企業で管理職になって以来、約9年間は直接ではなく、間接的なことが多かったのです。
顧客と頻繁に会話できなかったことが、私の中では少しずつ「違うな」という想いになり、蓄積されていたのでしょう。
同じように組織の中で働き、最終顧客と接する機会のない方もいらっしゃるでしょう。
例えば、人事・総務・経理・購買・広報・マーケティング・研究・開発などの方は、日常的に最終顧客と接することはありません。
「普段の顧客は社内の人」という方が、むしろ多いのではないでしょうか?
私の場合は、そういう環境に耐えられなかったのです。
独立以来、ほぼ毎日、顧客と会っています。
顧客の声を聴けること、これは私の仕事観の中で大切なことのようです。
意思決定できる自由と責任
次に意思決定できる自由と責任です。
- どんな仕事をするのか?
- どんな人に顧客になってもらいたいのか?
- 何に時間とお金を投資するのか?
- どんなスキルを身につけたいのか?
- もっと働く時間を増やすのか?減らすのか?
- もっと稼ぐのか?減らすのか?
全て、自分の意思です。
自分に対する人事権を掌握している状態と言えます。
これも会社に属していたら難しいことでした。
目の前に取れる案件があるのに、「それはうちが欲する顧客じゃないから断れ」と英断してくれる
マネージャなど、そうそう見たことがありません。
自分の評価は、(上司ではなく)顧客と自分で決めたいです。
「チーム自分」というあり方が気に入った
最近考えているのが、「チーム自分」というあり方。
誰しも色んな役割を自分の中に抱えていると思います。
仕事では、営業であり、かつマネージャである。
プライベートでは、夫であり父である、など。
ひとりで仕事をしていると、仕事での役割がより多岐に渡ります。
私の場合であれば、
- セミナーの企画・募集をするときなどは、マーケッター
- セミナーで登壇するときは、講師
- 他の講師を招聘するときは、プロデューサー
- 顧客に個別でサービス提供するときは、コンサルタント
というようにです。
こういった各役割が、自分の中で、ドラクエでパーティー(チーム)を組むように、1つのチームになるのです。
勇者を中心に戦士と魔法使いと僧侶がチームになる、あのイメージです。
チームとして、「ラスボスを倒すぞ!」というように、成果を最大化させる喜びを感じることができます。
(スクウェアエニックスより)
これが組織になると、ちょっと面倒なんですよね。
マーケティング部門と営業(事業)部門が、上手く連携できなかったり。
そのために調整ミーティングが必要になったり。
「チーム自分」は、調整はなく、何でも自由なのが良いです。
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【編集後記】
今日は大勢の中小企業診断士とお会いする予定。
ご無沙汰している方、初めてお会いする方も多いので楽しみです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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