先日行なったIT会の懇親会にて、ふと質問を頂きました。
「渋屋さんはなぜ、スモールビジネスの支援に夢中なんですか?」と。
私の仕事観、生き方・働き方に直結することなので、改めて整理してみました。
大企業が牛耳るだけの世界はつまらない
私は、大企業が牛耳るだけの世界はつまらないと感じています。
私自身、GoogleとかAmazon、Facebookなど、いわゆるプラットフォームは毎日利用しています。
こういう世界的プラットフォームは、ますます力を蓄えているように思います。
データの蓄積が資産となり、新たな価値を生むからです。
しかし、こういう大手プラットフォーマー達だけに支配される世界は面白くない、と考えているのです。
プラットフォームを活用して、生活が便利になる一方で、
新しい技術・ビジネスの種を産む、スモールビジネスの存在があるから、世界は面白いのでは?と思うのです。
画一的な世界よりも、常に変化が生まれる多様性のある世界が面白いです。
自分の影響力を感じるサイズ・スピード感が良い
大企業にいた頃、さんざん努力をしても、会社の方向性を1度も変えられない経験をしたことがあります。
もちろん、私の力不足だったのですが。
大きな船は、ほんの少し角度を変えるだけでも、大きなエネルギーを要します。
一方、一人乗りボートのような小さな船は、自分のカラダの一部のように、スイスイと向きを変えることができます。
どちらが良い・悪いではなく、私はこういう小さな船の方が、面白味を感じるのです。
自分のやったことが、すぐに結果に現れるスピード感。
下手するとあっという間に転覆してしまうのですが、だからこそ、適度な緊張感を保つことができます。
海外赴任・出張したりなど、大きなビジネスの面白みからは離れつつあります。(一部、大企業案件は行っておりますが)
しかし逆に、小さなボートに乗ったり、乗る人を応援する仕事は、正に自分がやりたかったことです。
毎日、そういう仕事ができていることは、本当にありがたいです。
独立して良かったと感じています。
直接お客様と接する仕事がしたい
大企業を辞める前、私にとって最もストレスだったのは、お客様と会う機会が少ないことでした。
マーケティング部門に居た私は、展示会など特殊なケースを除き、顧客に会うのは事業部を介してのことでした。
もっとお客様の声が聴きたい。
サービスを提供して喜んでいただきたい。
元々、ITエンジニアとして直接お客様と接していたので、お客様に会えないことがストレスになっていました。
この感覚は、幼い頃に見た、父親の影響を受けているように思います。
https://biz-it-base.com/?p=8206
大企業には大企業の仕事の面白さがあると思います。
一方で、中小企業には中小企業の面白さがあります。
逆にそれぞれ大変な一面もあります。
自分の好む方を選んだり、あるいは複業も一般的になってきましたから、
今後は好きな部分を組み合わせたり。
自由な働き方を自分でデザインすれば良いと考えています。
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【編集後記】
昨晩は息子・妻と、皆既月食を見ました。
本当に不思議な現象ですよね。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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