独立・起業

情熱を持てない、没頭できない事業はやらない

昨日は月に1度参加している定例のセミナー。
キレイに昨日も一刀両断されました。
前々回、キレイに切られたときの記事はこちら。

https://biz-it-base.com/?p=5821

事業をやる上での本質だと思いますので、共有します。

 

その事業や商品、やりたくて仕方ないですか?

今回も講師の言葉はあくまでも私が書いたものです。
実際には異なる言葉ですが、分かりやすくするために変えています。

私は今後、大きく2つの事業を展開しようとしていました。
仮にA事業と、B事業とします。

講師の方と話をしていて、私がA事業について話すときと、
B事業について話をするときに温度差を感じられたのでしょう。
見事にツッコミを受けてしまいました。

「A事業、本当にやりたいと思っていますか?」
「この事業をやりたい理由は何ですか?」と。

痛いところを突かれました。
私にとって、楽しくて、もっともっとやりたいのはB事業だったのです。
でも、B事業を軌道に乗せるのは、そう簡単なことではありません。
時間もかかると思っています。

だから、少なくともB事業が起動に乗るまでは、
A事業を上手くやろう、という計算があったのだと思います。

 

没頭できないなら、やらない方がいいですよ

そのA事業について、

「情熱を持てないなら、没頭できないなら、やらない方がいいですよ」
「周りの競合達は、自分が情熱を持っていることに、没頭している。
そんな人達と勝負して、勝てるわけがないですよ。」

本当に言われる通りです。
私自身、できることならその分野に没頭している人から買いたいと思います。
顧客の立場で考えれば、私が没頭できていない分野において、私の都合で仕事をすることは問題でしょう。

企業の目的は、それぞれの企業の外にある。企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。

とドラッカーは顧客創造について言っています。
つまり、企業内部の都合、例えば利益を増やしたいとか、偉い方のお抱えだからとか、そういうものは顧客創造の理由にならないのです。

改めて、自分の事業の方向性について、考えさせられました。

 

戦略の最初は自分の気持ち

「戦略」などというとたいそうなことのように思えます。
ただ、今回の指摘から思考を始めるなら、自分が情熱を燃やせること、
没頭できることが全てのスタートとなります。

経営者と話をすると、この点は既にクリアしていることが多いのです。
しかし、自分の情熱が走り過ぎて、自分の視野が中心になってしまいます。
そのため、「顧客の視点」から議論を始めることが、私の日常と課していました。

結果的に自分の事業を考えるときも「顧客の視点」から始めてしまい、
自分の情熱に対する注目度が落ちていたのです。

まずは自分(経営者)の気持ち、そして顧客視点。
戦略を立てるときは、抜け漏れがなくなるよう、丁寧にチェックする必要があることも学びました。

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【編集後記】
横浜マラソンに出てきました。
妻に並走して応援するサポートランナー。新しい試みでした。
最後、つらそうでしたが、何とかサブ4達成。
自分の妻ながら、すごいと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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