IT・システム関連

機械に乗っ取られる仕事におびえる必要はない

このところ、人工知能や機械学習、あるいはロボットのニュースが目立ちますね。
これらの発展が、今ある職業をなくしていくという、煽るニュースも多いような気がします。

ちょうど今日も、2つのニュースが目に付きました。
http://gigazine.net/news/20151203-robot-replaceable-job/
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1512/07/news083.html

消え行く職業と新しく生まれる職業

煽るニュース記事もありますので、自分の職業が消えていることに危機感を感じる人もいるでしょう。
私は危機感を感じるのは正常な意識の持ち主だと思いますし、
その危機感が次につながる行動を生み出すのだと思います。

職業が消えていくことは、今に始まったことではありません。
人工知能が生まれなくとも、ロボットが進化しなくとも、
過去に何度もあったことです。

例えば電話交換手。
昔の電話だったからこそ、必要な職業です。
知っているのは、どの年代以上の方でしょうか?

一方、新しく生まれた職業も多々あります。
私が子供の頃には、インターネットサービスプロバイダーなんて聞いたことありませんし、データサイエンティストも然りです。
カラーコーディネーターやネイルサロンなんてオシャレなものも、聞いたことはありませんでした。(私が知らなかっただけかもしれませんが)

消え行きそうな職業についているのであれば、
何のことはない、新たな職業に就く、あるいは新たな職業を作れば良いのだと思っています。

 

新しい職業を見つける

世の中は加速度的に多様化しているように感じます。
金太郎アメ的な人材に対する需要は年々低下し、
他の人が持っていないスキル・キャラを人々は望んでいます。

こうして職業は細分化しています。
一昔前のマーケッターといえば、リサーチからコンセプト作り、企画、コピーライティングなど、幅広く何でもやっていたのかもしれません。
しかし今では、Webマーケティングだけでも広すぎて細分化され、SEO専門家だったり、リスティング広告の専門家だったり、ランディングページの専門家がいたりするわけです。

スキルが細分化されるとともに、各分野の高い専門家が求められるだけでなく、全体を見渡せるゼネラリストへの需要も高まっていると感じます。

インターネットの登場がWebマーケティングという職業を生んだように、
アイドルオタクが認められて、その研究家が職業として成り立つように、
これからも新しい技術・文化が生まれるたびに、新しい職業が生まれてきます。

その流れに乗って、新しい職業に就く、新しいビジネスを興すことができるでしょう。

 

自分という職業を作る

もう1つ考えたいのは、新たな職業を自分で作ってしまうことです。
誰かが作った職業というカテゴリに収まるのではなく、
自分が新たなモノを作ってしまう。

例えば私は中小企業診断士という資格を持っていますが、
できる限り、そのラベルに染まるのではなく、
私という個人に、診断士という属性があるだけだ、と捉えるようにしています。

https://biz-it-base.com/?p=2696

実は、冒頭の消える職業のニュースを見ると、中小企業診断士は残る職業に書かれています。
だからといって安心はできません。
診断士であったとしても、コンピュータやロボットが簡単に模倣できる仕事をしている人もいます。

こういうニュースを見たときに大事なことは、自分が価値ある仕事をしているか?
模倣されるような仕事をしていないか?見つめなおすことなのではないでしょうか。

なお、フリーランスであれば、様々な属性を同時に複数持つことができます。
その組み合わせ次第で、唯一の存在になれるでしょう。
もちろん、その唯一の存在であることに価値がなければ意味がありませんので、
価値を生めるような活動をしていきたいものです。

変化するものが生き残ると言いますしね。

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【編集後記】
初のフルマラソンに挑戦した妻が、まだ2日後だというのに、
もうジムに行って運動してきたようです。
回復力がすごいというか、アクティブというか。。(^_^;
私はまだ、膝の痛みが抜けていないので、当面安静です。。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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