IT・システム関連

エンジニア魂を活かすか、捨てるか

今週は反省させられました。
ある社長の一言で、ハッとさせられたのです。

 

印象的だった社長の一言

「一人のエンジニアとして・・・」

あるミーティングで社長が発した一言です。

数年前、初めてお会いしたときは、確かに社長というよりも、現場エンジニアの取りまとめでした。
当時は5人くらいの会社だったのです。

しかし今は、30人を超える会社に成長しています。
もはやエンジニアとして働く時間は少なくなっているでしょう。
それでも、社長はエンジニア魂を失っていませんでした。

一方の私は、前職でエンジニアからマーケティングへ部署異動したとき、
「これからは技術という深みよりも、技術全般の広さを把握しよう」と意識して、
エンジニア魂を捨ててしまったのかもしれません。

 

自分の属性を活かすか、捨てるか

とは言え、いつまでも昔の属性にこだわり続けて、成長を止めてしまったら意味がありません。

大事なことは、自分が持っている属性を活かそうと意識するのか、
何らかの理由で、敢えて捨てるのか、
自分でしっかり判断することだと思っています。

エンジニアという属性を捨てるとは言わないまでも、
意識的に薄めてきたのが、これまでの私の選択でした。
2009年に書いたメルマガでも、技術を薄めようとしている姿勢が垣間見えています)

ただ、何れにしても中途半端だったな、と社長の一言で気付いたのです。

 

エンジニアとしての学び方、モノの見方は忘れない

エンジニア職ではなくなってからも、何かを学ぶとき、エンジニアとしての論理性など、
モノの見方は、ずっと役に立っています。

ネットワークエンジニア、あるいはITインフラエンジニアとしての
個々の技術については、細かなことは学べなくなっています。
そういう仕事をしていませんので、仕方ありませんし、学ぶ必要もありません。

ただ、汎用的なモノのとらえ方については、
エンジニア魂を捨てるわけにはいかず、
むしろ魂をもっともっと活かすべきなのかもしれない、と感じました。

また、細かな技術までは、現在の仕事では追いかける必要がありませんが、
大局的なレベルでは、まだまだ学び続ける必要があります。
私の現在の仕事の半分程度は、ITインフラに関することだからです。
そういう意味では、改めてエンジニア魂に火をつけても良いのでは?とも感じています。

何れにせよ、上述の通り、活かすのか捨てるのか、
ちゃんと判断していきたいと思います。

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【編集後記】
明日、フルマラソンなので、今日は仕事を先行して片付けています。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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