昨晩、独立仲間3人で集まり、会食していたときのこと。
その会話は数分で終わったのですが、心に残りました。定年・老後のことです。
私は自分の判断で、リスクを取って独立しましたが、会社員にはリスクを取っている自覚があるのでしょうか?
定年後に訪れる危機
会社員と言えば、毎月の安定した給与と、(転職などはあるにせよ)定年までの終身雇用が特徴です。
安定してていいね!と言う話であれば良いのですが、私などが言うまでもなく、最近はそうでもなくなってきています。
定年まで働ければ良いのですが、私が聴いただけでも、複数の大企業では本格的に人切りが始まっているようです。
50代でバサバサと定年前の人切りが始まっています。
仮に定年まで働けたとして、次なる不安は、その会社人生が生きがいのあるものか?です。
万が一、我慢に我慢を重ねる生活だとしたら、苦痛しかありません。
さらに、無事に定年退職したとして、今度は熟年離婚や老後破産の恐怖が襲ってきます。
前者は会社の外に交流がないことから妻から疎まれてしまう。
会社が終わったからと、急に奥さんに頼ったって、そりゃあ奥さんだって困るでしょう。
後者は定年後の収入源を年金という蜃気楼のようなものに頼ってしまうことから起こります。
ライフワークバランスと言うのなら
どちらもポイントは、定年を境に急な変化が訪れてしまうことです。
私はフリーランスですので、病気や事故などがなければ、もう少し緩やかに生活を変化していこうと、将来を考えています。
どういうことかというと、年齢と共に、徐々に仕事の活動量を減らしていくようなイメージをしています。
さすがに高齢者になって、今の活動量は維持できないでしょう。
でも、仕事をゼロにすることは望んでいません。
自分自身のやりがいを維持するために、社会への貢献を継続するために、
それから老後の収入を多少なりとも確保するために、働き続けたいと思っています。
ライフワークバランスという言葉があります。
仕事とプライベートのバランスを上手く取りましょう、ということでしょうが、私には違和感を感じます。
上述の通り、定年を迎えた瞬間にバランスが取れなくなってしまうことが一因です。
(その他にも理由はあります)
ライフワークバランスというのなら、老後も趣味に生きるだけでなく、仕事とのバランスを取れる環境の方が相応しいのではないか?と。
フリーランスの自由っぷり
その辺りを考えていると、フリーランスは働き方(=生き方)を自由に選択できることに気付きました。
定年を超えても働かなくてはならない、と考えると厳しいかもしれませんが、
必ずしもそうではありません。
定年という概念がないので、早々にリタイヤしようが、死ぬ直前まで働こうが自由です。
なので、私は定年の年齢の頃に、急な変化を起こさない人生設計をしているのです。
老後にも稼ごうと思えば稼げる力がある、貢献できる場があるというのは、嬉しいものです。
妻以外にも交流がありますから、急に妻に寄りかかって、切られることもありません(と期待しています、、)。
フリーランスはその他のリスクを取って生きています。
その代わり、このように自分の人生を設計できる権利を得られました。
会社員は少なくとも上記のようなリスクがあることを意識しておいた方が良さそうです。
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【編集後記】
昨晩は、独立診断士の仲間3人で集まり、情報交換。
老後ネタ以外にも、面白くためになる話が満載でした!
Sさん、Oさん、ありがとうございました!!
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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