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成長期にある会社の足を引っ張る問題

会社は、その成長ステージによって、典型的な課題に対面します。
成長ステージを、「1.創業期、2.成長期、3.成熟期、4.衰退期」の4つに分けたとき、前回は創業期の課題について書きました。

今回は、成長期の課題についてです。

 

成長期に避けられない、組織の階層構造化

創業期は、起業家ひとり~数人程度の事業規模でした。
事業が大きくなり、成長期に入ってくると、組織も10名を超えるようになってきます。
社長としては、せっかく立ち上げた事業が順調に伸びてきているのですから、
このままもっと拡大したい、と強く想っているでしょう。

しかし、このくらいの規模になってくると、多くの組織が共有の壁にぶち当たります。
そのキッカケは、組織がフラットな状態から、階層構造に移ることです。

私の経験では、直接マネジメントできるメンバーの数は5~6人が限界でした。
それを超えると、先輩社員に後輩の面倒を見てもらうなどをする必要が出てきました。

したがって、10名程度の組織になると、階層構造が生まれてくるのは避けられません。
そして、営業担当、技術担当、事務担当などのように、役割が細分化されていくのです。

 

事業拡大の足を引っ張るモノ

こうして、個々人の専門性が高まる一方で、同時に様々な問題が発生し始めます。
具体的には、以下のようなものです。

  • 仕事が属人化しているので、他の人が変わりになれない
    (その人が風邪などで休むと、仕事が止まってしまう。
    また、社長がプレイヤーとして担当していた仕事を、いつまでも従業員に任せられない。)
  • 同じ仕事をしても、人によってスピードや品質に差が生まれてしまう
  • お互いが何をやっているのか?分からなくなってくる
  • 社長から見ても、誰がどんな仕事をしているのか?が見えにくくなる
  • 仕事の進捗が分からなくなってくる
    (気付くと進捗が遅れてしまっていたりする)
  • 必要な情報が担当者から出てこない
  • 社長と従業員の間に、コミュニケーションの溝が生まれてくる

また、組織の変化とは異なりますが、事業が大きくなってくることにより、

  • キャッシュフロー(お金の流れ)が見えにくくなってくる

という問題も良く起こりがちです。
これらの問題が、これまで順調だった事業成長の足を引っ張り、また社長を不安にさせるのです。

 

「情報」は組織の血液

上に示した問題に、共通点があることに気付いたでしょうか?
それは情報が見えない・流れなくなっている、ということです。

1人~数人でやっていたときは、常にコミュニケーションをしていたので、お互いが同じ情報を共有していました。
しかし、人数が増えてきたことや、役割が細分化されたことによって、全員が同じ情報を共有することができなくなったのです。

現代の組織にとって、「情報」は血液のようなものです。
ちゃんと循環しなければ、組織を腐らせてしまうかもしれません。

ですから、成長期に入った組織には、「情報」という血液を循環させる仕組みづくりが必要になるのです。
では、具体的にどうするのか?は次回に続けたいと思います。

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【編集後記】
独立当事と異なり、1日中、1箇所に留まって仕事することが減ってきました。
色々な機会をいただけるのは嬉しいのですが、その一方で、集中する時間が減ってきています。
常に理想像を追い続け、改善していきます。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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会社員が独立を見据えてやっておきたい3つのこと

「情報」を組織に循環させるためにやること

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