中小企業診断士

受験のチャンスは今年が最後かもしれない

中小企業診断士を目指す受験生の皆さま。
1次試験が来週末に迫ってきました。準備は順調ですか?
ここで「順調です!」と応えられる人なんて、合格者の中でも1%くらいしかいないので、気にしないで下さい。

ラスト1週間強。私からお伝えしたいことを書いてみます。

 

「今年がラストチャンス」と思って走り抜ける

受験生の方とお話しをしていると、「2年計画なので」とか「今年は記念受験みたいな」とか、
「今年は本気じゃないよ」という気配の方が少なからず居ることに気付きます。

私はそういう方にお会いするたび、いつも思うのです。
来年、同じように受験できる保証がどこにありますか?と。

狭い私の世界だけを見渡しただけで、「来年も受験したい」と思っていた人が、
何らかの理由によって受験できなくなった例を、何度も何度も見てきました。

前向きに、本人が納得して止めたなら良いんです。
でも、身体を壊したり、家族に何かあったり、会社に何か起きたり。
そうやって、本人はチャレンジしたいのに、出来なくなる。
それはあまりにも厳しいと思いませんか?

だから、受験できる今年にできるところまで全力を出しておきましょう。
全力を出して、仮にダメだったとしても、
テキトーにやってダメだったときと比べれば、得られるモノが大きいはずです。

はい。今年がラストチャンス。頑張りましょう!

 

直前期の吸収力はゴールデンウィークの10倍

と、ここで終えても良いのですが、精神論だけでなく、少しは技術的なことを。

直前期の今。この時期の1時間当たりの吸収力は、ゴールデンウィークのそれと比べて、10倍界王拳くらいにはなっています。
基礎が固まった上、テキストや問題集、過去問の多くを1度はやっているからです。

吸収力が最高潮に高まった今、復習をガンガン繰り返しましょう。
基本的な論点、頻出ポイントにも関わらず、あやふやな点は徹底的に潰します。

新しいテキスト・問題をやる必要はありません。
過去にやってきたことを確実にアタマに浸透させる作業です。

試験では基本的な論点を問われたときに、悩まず、機械的に反応する力が試されます。
特に1次試験はその傾向が強いです。
基本的な論点でじっくり考えさせてくれるほど、試験時間は長くありません。

基本的なことを、瞬間的にさばける力。
それを培うには、ひたすら、ひたすらの繰り返しです。

 

仕事を積極的に休む

このアタマへの刷り込み作業を行うために、できる限り仕事を休みましょう。
私は1次試験前の3日間は有給休暇を取りました。
1日は急遽の仕事で潰されましたが、それでも2日間はミッチリと勉強できました。
この2日間がなければ、受かっていたかどうか?は分かりません。

1次試験は2日間。センター試験以上の戦いです。
来週末にアタマとカラダを健全な状態に保つためにも、
できる限り直前の数日間は会社を休んで、日中は勉強、夜は睡眠をとりたいものです。

 

最後に、苦しくなったら中小企業診断士を目指した瞬間のことを思い出しましょう。
1次試験はあくまでも通過点。サクッと乗り越えていきましょう!

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【編集後記】
ラストスパート頑張ってください。
今週末も大事なポイントです!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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