独立してから3ヶ月、それなりに色んな会社を見る機会がありました。
そのなかで、成果を上げている会社には、やっぱりそれなりの理由があるんだな、と実感しています。
他の会社ではできていないことを、成果を上げている会社はフツーに行っています。
しっかりしている
1点目は、挨拶や整理整頓です。
ある会社は、約束時間の10分ほど前に着いたのですが、
担当者の方が既に入口に立って、私を待っていて下さいました(驚)。
ある会社は、私がオフィスに入ると全員がスッと立ち上がり、
「おはようございます」と爽やかな挨拶。
ある会社は、「古い工場なんで、、、」とのことでしたので、どれだけオンボロなのか?と
想像していたら、整理整頓の行き届いた、清潔感のある工場でした。
成果を上げる会社は、挨拶や整理整頓がしっかりしています。
即断、即決、即行動
2点目は、即断、即決、即行動です。
とにかく動きがはやいのです。
こちらの記事にも書きましたが、特にWeb関係の方は、爆速です。
https://biz-it-base.com/?p=4976
上記記事の補足にもなるのですが、単に動きを速めろと言っても、速くなるわけではありません。
速い動きを支える、土台となる文化があるのです。
具体的には、Web関係者が自分で決められる、権限の委譲。
無駄に管理職が関与したりしません。
あるいは、管理職自身が、即断・即決です。
一言で言えば、管理職にもWeb関係者にも、当事者意識があります。現場力があります。
だから、即断・即決しつつ、即行動できるのです。
周りの会社が速い動きだけを真似しようとしても、できないところには、そういう理由があります。
時間ばかり掛かる必要以上の稟議の手続などなく、
現場でバシバシとモノが決まっていく文化が必要なのです。
顧客と近い
速い動きを支える、土台となる文化と密接に関係しているのが、顧客との距離です。
日々、顧客と接しているような人、顧客の近くで活動している人は、迷いがありません。
「この決断は、顧客にとって良いことか?」をその場で推測できるからです。
判断基準が顧客になっているため迷いません。
一方、顧客と接しないことが常態化した管理職がふんぞり返っているような職場では、
管理職を納得させるためのミーティング、資料作り、プレゼンが横行しています。
判断基準が上司のご機嫌になっていたら、即断できません。
成果を上げる会社は、そうではなく、顧客の声を常に聞きながら、
自分たちの商品・サービスなどをブラッシュアップしていることが分かります。
「差別化」などというと、なにやら小難しい経営戦略などの話に陥りがちですが、
成果を上げている会社は、実はアタリマエのことをフツーに実行している会社なのでは?と感じました。
逆に言うと、上記のような文化に近い部分は、やれと言ってできることではなく、
文化を醸造するために積み重ねの時間が掛かります。
経営者自身が変わる・変える意識も必要です。
簡単に真似できないことだからこそ、結果として差別化につながっているのですね。
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【編集後記】
息子がダウン。熱もないのですが。。
今日1日は、息子の世話をすることになったので、予定が全部変更です。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!