独立・起業

自分の商品・サービスにこだわり過ぎる人に贈る、最強の言葉

昨日は、以前より勝手に注目させていただいている中村仁さんのセミナーに参加しました。
中村さんのセミナーに参加するのは、3回目です。
起業して2年半の短さで、圧倒的な成果を上げている中村さん。

その中村さんが多くのクライアントにコンサルティングをする中で、
成果を上げる人と、そうでない人の間には、マインドセットの大きな差があるということで
お話しを聴きたいと思い、迷わず参加したのでした。

メモ書きまくりの3時間でしたが、
今日はその中でも、最も刺さった言葉を共有したいと思います。

 

売れない理由を商品に求める人が多すぎる

中村さんは数多くの士業・コーチなどにコンサルティングをされていますが、
売れない理由を商品のせいにする人が非常に多いそうです。

「もっと、ここを良くしないと」と商品の改善に走るわけです。
私も心当たりがあります。
売れないからと、もっと勉強したり、もっと資格を取りに行ったり、
そういう士業の方を見かけたことがあるのです。

しかし、理由は商品ではないと。
「社長の仕事はマーケティング」と良く言われるように、
マーケティングができていないことが多いそうです。

 

商品から出発してしまう、最悪のバグ

これは私自身も大いに反省するところなのですが、
自分が売りたいモノ(商品)から出発してしまうこと自体が、最大・最悪のバグです。

全ては顧客から始まるはずです。
顧客の顕在的・潜在的ニーズに応えるために、商品があるのが自然な流れ。

私自身、自分が売りたいモノから出発した過去は数え切れません。
特に会社員時代は、会社が売りたいモノがあり、また売れとの指示が落ちてきますので、
それを鵜呑みにしてしまったことは、本当に反省です。

と言うわけで、営業・マーケティングに苦手意識を持つ
フリーランス(士業・コーチなど)、小さな企業の社長に贈る言葉です。

 

「商品は顧客の獲得・維持のツールに過ぎない」

ダイレクトレスポンスマーケティングの世界的権威であるダン・ケネディの言葉だそうです。
商品に偏りがちな私たちの思考を、別世界に誘ってくれる言葉でしょう。
昨日、恥ずかしながら初めて聞いたのですが、心に突き刺さりました。

私たちは、自分の仕事を「花屋さん」「パン屋さん」などと商品で呼んでしまいます。
しかし、それこそが商品思考のバグです。

中村さんは「コピーライター」から起業家の「ステージアップ」へと変貌を遂げられました。
コピー(商品)という「モノ」ではなく、顧客の状態、つまり「コト」に着目していますね。

私も、自分のことを経営(事業)コンサルだとか、ITコンサルだとか、言ってる場合じゃありません。
ちゃんと顧客の「コト」に着目していきます。
(それがブログのタイトル「大きく考え、小さくはじめる」なのですが、
もっと表に出した方が良さそうです。)

商品中心の思考ではなく、顧客中心の思考へ。
中村さんのセミナーで学んだことは、決してこれだけではなく、
もっとご紹介したいのですが、一番刺さったことを書いてみました。

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【編集後記】
今日は朝・夜と顧客とスカイプミーティング。
日中は息子の空手とバイク練習。
ブログの更新が遅くなってしまいました。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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