中小企業診断士

診断士協会の活用事例

おはようございます。渋屋です。
以前の記事(診断士協会は頼るものではなく、活用するもの)は、
受験生、診断士に成り立ての方に多く読んでいただけたようです。

この記事では、

  • 独立・起業するなら、仕事は自分で取りに行く(=自立)
  • 診断士協会に頼って仕事をもらおうとしてはいけない
  • 診断士協会を、上手く活用しましょう

ということを書きました。

「具体的にどうやって活用するの?」という疑問があるかもしれませんので、
私なりの見解を書いてみます。
なお、私自身はどの地区の診断士協会にも登録しておらず、
友人・知人の診断士から聞いた話を元に書いております。

 

足らないスキルを発見し、伸ばす

診断士協会には数多くの中小企業診断士が登録しています。
数の多い東京では、中央・城西・城東・城南・城北・三多摩と、
さらに地区を細かく分けて、各支部にて運営されています。

例えば中央支部のホームページを見ますと、
研究会のページでは、毎週、何らかの研究会が実施されているのが分かります。
マスターコースのページでも、10以上のコースが開催されています。

色々な研究会、マスターコースがあるので、その概要をざっと眺めているだけでも、
自分が興味を抱くもの、そうでないものがあると思います。
試験勉強では全く出てこなかったテーマや、
試験科目に含まれてはいるものの、それをより深く掘り下げるものもあります。

協会に属することで、自分の足らないスキルを発見し、
それを伸ばすことができるでしょう。
なお、ここでの足らないスキルとは、未経験のスキルもあるでしょうし、
得意分野だと思っていたことを、より伸ばすことも含めています。

 

みんなで活動し、土台を固める

研究会などでは、チームを組んで一定の目標を持って活動することもあります。
最近、私が興味を持って読んだのが、中小企業におけるデータ分析のあり方を
書いた記事です。
(中央支部のビジネスデータ分析研究会が書いた記事のようです。)

このようにチームで活動すると、色々な年代・業界・経験の方が集まることになります。
普段の仕事とかけ離れたスキルを持った方もいるわけで、
ここでも自分のスキルセットの洗い出しができます。

チーム活動で感じる一番のメリットは、経営コンサルタントとしての土台を固める
良いトレーニングになることです。
私自身、5~7名程度のチームを組んで、実際の中小企業のコンサルティングを
させて頂いたことがありますが、1人でやるのとは異なり、
様々な発見がありました。

 

それでも私が診断士協会に登録していないワケ

と、ここまで良いことを書いてきたのですが、それでも私は協会に属しておりません。
理由は単純でして、

「同じようなスキルの人が集まる場よりも、
もっと多くの多様な方々、特に変化率の高い方々と出会いたい」

と考えているからです。

上述の通り、診断士も多様な方々がいらっしゃり、刺激があるのですが、
自分が「診断士」という母集団の中に属するのではなく、
あくまでも私という個人の属性の1つに診断士がある。
そういう位置付けを目指しているからです。

詳細は、こちら(自分にとっての中小企業診断士の位置付け)をご覧下さい。
私は診断士以外の方を含めて、活動量が多く、成長の変化率が高い方々と
積極的に会うようにしています。

他の士業と異なり、診断士は協会に属するも属さないも自由です。
この記事がその判断の一助になればと思います。

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【編集後記】

一昨日がスイム、昨日は2時間半のランニング、今日は日の出と共にバイク!
のハズだったのですが、寝坊しました。。
2日連続、それなりの運動量だったので、カラダが睡眠を欲していたようです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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