「自分」と「資格」の位置づけを考えたこと、ありますか?
通勤講座 診断士の会「実例に学ぶ、30代の独立・50代の独立 ~独立のタイミングと今からできること~」で感じたことの3つ目です。
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中小企業診断士の位置付け
自分にとって、中小企業診断士という資格がどのように位置付けられているか?という問いです。
中小企業診断士という資格は、取得するまでには、そりゃあもう大変な苦労が伴います。(私は本当にキツかったです。。)
ようやく取得したときに、出会う先輩診断士は、経験豊かだったりして、まだまだ先は長いなぁ~と感じることも。
そうすると、1つ勘違いが起きるのです。
中小企業診断士という「資格」の位置付けが、どんどん上に行ってしまうのです。
自分の位置付けが、
- 数多くいる中小企業診断士の中の1人
- 診断協会に属している1人
- 中小企業診断士という業界?に従わなければならない1人
というように。
診断士は、自分にとっての「一部」では?
でも本当は、中小企業診断士という資格は、自分にとってはあくまでも部分の1つに過ぎません。
実際、活躍している人ほど、「あ、あの人って診断士だったんだ」という感じです。
その人が先に来て、診断士は後から着いてくる、とも言えるでしょう。
活躍している人に限らず、私たち全員にとって、本来はそう捉えるべきだと思います。
あくまでも軸は自分自身。
そして、自分には診断士以外の要素もたくさんある。
実際、診断士を狙おうとするような人達には、それ以外の強みも多々ある、と感じています。
診断士の会でお会いした受験生の方々も、そのように感じました。
決して診断士に縛られる必要はないのです。
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診断士を上手く使おう
多くの方から診断士の印象を聞くと、「最低ラインを越えている人達」という回答が多いことに気付きます。
これは決してネガティブな意見ではなく、「経営に関する最低限のトピックは既に把握している」というポジティブな見方です。
ただ、言うまでもなく、そこから先のレベルにどこまで達しているのか?は個人に委ねられることになります。
初めてお会いする方にとって、「最低ラインを越えている」と感じて頂けることは、強力なアドバンテージです。
であるならば、その資格は上手く使えば良いのであって、もっと自分の位置付けを高めても良いのでは?と感じました。
自分という1人が、たまたま診断士という資格も持っている。
誰に従属するのでもなく、まずは自分がある。
そんな風に感じられたら良いですね!
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【編集後記】
今日からアメリカ出張です。シリコンバレーに行ってきます!
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!