こんにちは、渋屋です。
今日は台風が来る予定だったこともあり、休暇です。
午前中に先週の峠走(噂の峠走に行ってきました!)の疲労を抜くためにLSD。未だに激しく筋肉痛だったんです。。
午後、休暇ですが1本だけ重要なミーティングにWebで参加。
三菱UFJが「最高データ責任者」を新設
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が「最高データ責任者(CDO)」を設置したというニュースに気付きました。
私はこのニュースを読んで、下手にデータサイエンティストに夢を持つくらいなら、
むしろ、この取り組みを評価したいと考えています。
データに関する責任者ですから、当然のことながら、データに関する全ての活動に関与することになります。
事業をデータの側面から見るプロフェッショナル
データのライフサイクルは一般的に、生成(収集)から分析・活用、保存・廃棄というプロセスを経ます。
一般的に業務を改善しよう!などというと、既存の業務プロセスが着目されがちですが、
そのプロセスでどのようなデータが生まれ、活用されていくのか?も本来、同様に重要です。
そういう視点を全社業務に対して横断的な視点で眺められる人に、
私はほとんど出会ったことがありません。
当然のことながら、昨今、問題の多い情報漏えいリスクや、震災などの災害が発生したときの
情報紛失(事業継続)に対しても、強く責任を持つ立場となるでしょう。
データを活用が推進されるか?
リスク対応の立場だけではありません。
情報を活用するプロフェッショナルでもあるでしょう。
自社のどのようなデータを、どのように活かすことができるか?
自社のデータを活かしている、という企業であってさえ、
マーケティングの一部に活用しているところがほとんどです。
他の多くの企業は、自社のデータを活かすことは、これからの取り組みと言えるでしょう。
各業務で連携するデータを横断的に見渡し、それを上手く活用することができたら。
私はこの分野は、「自社内に眠る埋蔵金」だと言い切れるほど、
可能性が残されていると思います。
MUFJのような大企業が、このような取り組みをすることによって、
より多くの企業がデータ(情報)活用・リスク管理に本格的に取り組むことを期待しています。
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【編集後記】
これから、とある面白い会合に参加しにいきます。
今日もどんなディスカッションになるのか、楽しみです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!