おはようございます。渋屋です。
出張で、アメリカ・サンノゼに来ています。
陽射しが暑いのと、時差で弱り気味です。。
今日は、ランニングやブログを初め、多くの点でいつもお世話になっている井ノ上さんが出版された著書『ひとり社長の経理の基本』のご紹介です。(出版されて1ヶ月も経ってのご紹介となってしまいました。。。)
本書のポイント
ひとりで事業を営んでいる社長は、とにかく忙しいです。
経理まで手を出している暇はないと感じている方も、多くいらっしゃることでしょう。
そこで著者の井ノ上さんは、1日5分、そして月に1度30分で実施できる経理を本書で提唱されています。
「集める」、「記録する」、「チェックする」という3ステップに分けて、とにかく効率良く経理を行うことを説かれています。
日頃から井ノ上さんとお会いしていると、同じことや無意味なことを繰り返すのを、本当に嫌って(苦手として?)いるように感じられます。
そんな井ノ上さんが毎日続けられる経理ですから、これまで人任せにしてきた社長も、もう1度チャレンジできそうです。
本書の背景
「おわりに」で、井ノ上さんは「税理士は、経理代行を捨てるべき」と言い切っています。
昔ながらの古い方法で、教科書に書かれた方法で、経理のやり方を教えることで、古い税理士や会計士が、経理を難しくしているのでしょう。
「経理は難しいもの」という意識を、彼らが社長に刷り込んでいるとも言えそうです。
しかし、ITが発達した今、「経理は難しくない、ひとり社長でもできる!」と書かれています。
この本のタイトルは『経理の基本』ですが、私が読んだところ、井ノ上さん自身が実践されたノウハウがギュギュっと凝縮されています。
「基本」を押さえるだけでなく、その先の井ノ上さんの「奥義」まで書かれているように感じました。
この方法を実践した結果、社長が自社の数字を把握して、動けるようになったら鬼に金棒です。
そのような状態に、多くの社長がなることを目指して、井ノ上さんは本書で社長達を応援しています。
オススメする人
経理に興味のある人。会社で経理をやっていても、その業務の全体像を把握することができない場合があります。
それでも本書を読めば、経理の流れ全体を把握できるようになると思います。
もちろん、ひとり社長。
ひとりだけでなく、小規模企業の社長にとっても、もちろん意義のある内容になっています。
経理に興味のある士業、あるいは士業受験生。
リアルな現場で培われた実践的なガイドを通じて、経理を深く理解することができそうです。
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【編集後記】
もう寝たいのですが、もうすぐ夕御飯です。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!