IT戦略最前線

デジタルとアナログの特長

5月21日に公開された記事

2014年にITをつかって、がんばってレコードを作った人の話

が面白いです。

ゼロから何かを立ち上げたいという方には一読をオススメします。

 

この記事では、クラウドファンディングを利用し、アナログレコードを作り上げた音楽ユニットの活動が書かれています。

記事から一部をご紹介すると、

 

70年代、80年代とは違う、ITの進化した2014年だからこそできたエッセンスが盛り込まれている。かつて、レコードを作るというと、スタジオを借りて何日もレコーディングに取り組み、さらにプレスしたレコードを宣伝して……と、とても個人でできるものではなかった。

しかし、彼らはクラウドファンディングはもちろん、SNS、デジタル音源といった現在のテクノロジーをフル活用し、大きな資本の後ろだてなしにレコードの作成を可能にした。いわばIT=デジタルの進化によって生まれた、アナログの作品が彼らの仕事なのだ。

 

ということで、今だから出来る、ITを活用したモノづくりと言えるでしょう。

ところで、IT(デジタル)が得意とすることと、アナログが得意とするところは整理されているでしょうか?

 

このメルマガの読者であれば、IT(デジタル)が得意なことは既にご存知かと思いますが、

・劣化しにくい
・可搬性が高い(長距離の伝送にも向いている)
・ノイズが入りにくい

などがデジタルの一般的な特長で、

ITの特長としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

・大資本がなくても、情報伝達が可能(SNSやブログ)
・不特定多数から資金調達が可能(クラウドファンディング)

ITを活用することで、これまで到達することのできなかった大衆にアクセス出来るようになったことは、大きいと感じます。

 

一方、アナログが得意なことは、

・細部まで突き詰めた再現性(レコードやフィルム写真など)
・感覚的に分かる(アナログ時計、スピードメーターなど)

などでしょうか。

本をどうしてもKindleのようなデジタルではなく、紙の書籍でしか読みたくない、という方もいらっしゃるようで、「感覚的」なものは多々あるように感じます。

実は私も、紙の書籍の方が、全体把握しやすい・記憶に残りやすい、と個人的には感じています。。

 

冒頭でご紹介した記事では、CDの小さなジャケットでは芸術性の表現が難しいけれど、レコードの大きなジャケットではインパクトが
生まれ、アートとして成立する、と書かれています。

 

これまで何度かご紹介してきましたが、IoT(Internet of Things)の時代が来ています。IT(デジタル)とアナログの両方の特徴をとらえ、新たな価値を世の中に提供していきたいですね。