こんにちは、渋屋です。
3月にフィリピンに行き、驚きを覚えてから、早1ヶ月が経ちました。
その後に私なりに色々と学んだのですが、その中でもパラダイムシフトが起きるほど、衝撃を受けた1冊をご紹介します。
その前にフィリピンの驚きを・・・
驚きというのは、私が勝手に抱いていたフィリピンのイメージと現実の間の、あまりに大きな乖離です。極論を言えば、日本昔話の世界を創造して出かけてみたら、マンハッタンに着いていた。そんな感じです。
都市の中に普通にリゾート感を感じられたり(東京では少ない感覚ですよね)、
日本のショッピングモールよりキレイかもしれないたたずまい。
みなとみらいを連想させるような、ゆったりとしたショッピングモールも。右端にカラダファクトリーが入ってました(^^;
どうでしょうか?これらの写真は3月に私がフィリピン・マニラを訪れたときの写真ですが、あなたが抱いているフィリピンのイメージと合っていますでしょうか?
街には若者が溢れ、理想的な人口ピラミッドを描いているマクロ環境にも納得。きっと1960年代の日本もこんな感じだったのかもなぁ~と。まさにこれから人口ボーナスを活かして経済成長していくのでしょう。元々、私がフィリピンのことを知らな過ぎたのですが、ASEANの主要都市は同じように成長しています。
そして私は、これらの国々と一緒に、自分も、そして日本も成長することはできないのか?ということを考え始めていたのです。今日、ご紹介する1冊は、このコンセプトを実現するための1冊でした。
JASEANという発想
タイトルは(著者ではなく出版社がつけるので)少し軟派な印象を受けますが、中身は骨太でした。
日本だけでなく、アジア2カ国を選び、3箇所を自由に行き来する生活を実現することにより、充実した人生を歩もう!という内容です。
もちろん、根拠無く「やろうぜ~!」という本ではありません。
まず日本やアジアのマクロ環境を冷静に分析します。次に海外駐在の経験が多く、アジア人女性と結婚し、今もアジアを行き来する筆者が感じられた要素を挙げ、結果として勧められるのが日本+アジア2カ国の渡り鳥人生。
個人としてみれば、日本人の多くは会社にしがみついている。収入源を会社1つに依存して生きています。さらに資産の大半は日本円で抱えています。本当にこのまま放置していて良いのでしょうか?大企業だって、いつどうなるか分からない時代。投資の基本は、通貨・資産・時間の分散です。
会社としてみれば、大企業からもらう仕事に依存して、いつまでも日本から出ることのできない多くの中小企業。その大企業すら明日はどうなるか分からないのに、ASEANの成長を見逃してて良いのでしょうか?
これらの疑問を挙げた上で、著者は「JASEAN」という発想を答えます。言うまでもなく、「日本+ASEAN」のことです。
上述の通り、日本+アジア2カ国を自由に渡り歩く人生です。まずは上記に書いたようなマクロ環境を整理して、私たちが行動を起こすべき理由を明確にします。次に具体的な成長のステップが書かれていて、私たちが何から始めれば良いのか?を指南してくれています。
少なくとも私は、この本から色々なアイデアを頂きました。そして、自分なりにやれることは手をつけていこうと。そのために先月のフィリピンに引き続き、ゴールデンウィーク中は香港・マカオに飛びます。この辺の話は、また別の機会に。
なお、「ある考え方」を身につけておいた方が、この本をより深く理解することができます。
その本は明日、ご紹介します。
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【編集後記】
横浜は良い天気です。今週は色んな仕事をやっつけたので、ランニングに行きたいです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!