日々、本を読んでいて思うことがあります。
こんなに多くの人が本を読んでいるにも関わらず、
なぜ人は変わらないのだろうか?もっと言えば、なぜ幸せにならないのだろうか?と。
『嫌われる勇気』が売れて、幸せな人は増えたのか?
100万部以上売れた『嫌われる勇気』。
発売から3年近くが経ち、一般の会話にも「アドラー」の名が出てくることが増えたように感じます。
にも関わらず、幸せな人が増えたとは、私個人は感じていません。
新たにアドラーの考え方を知った人が100万人いるとして、
いったいどれだけの人が幸せになったのでしょう。10万人?1万人?あるいは??
思考への刷り込み、行動につながらない読書は、ただの趣味
私は本を読んだにも関わらず、それによって新たな思考法がインストールされたり、
あるいは行動につながったりしなければ、その読書はただの趣味だと感じています。
もちろん、読書は趣味と考えている方も多いでしょうから、
その場合は単に趣味として読めば良いと思います。
一方、本を読んでいるのに変わらない。と嘆く人の声も聴きます。
繰り返しになりますが、それは思考や行動につなげていないからです。
単に読み流しただけで、人はそう簡単に変わらないでしょう。
冒頭に挙げた『嫌われる勇気』。
とある事情で、遅ればせながら読んでみました。
アイデンティティを学んでいる今だからこそ、ザクザクと刺さりました。
その前提知識がなかったら、どこまで刺さったのかは分かりませんが。
そういう理由で、今の私にとっては名著と感じていますし、
自分自身の思考や行動につなげるためのメモを随分取りました。
さらに理解を深めるべく、続編の『幸せになる勇気』も、読み始めています。
読書メモを作り、思考と行動を変える
新たな分野を学び、新しいスキルを身につけるときには、
複数の本を一気読みした方が良いと感じています。
異なる著者の本を買い、目次を比較するだけでも、基本事項が明らかになります。
ちなみに、これは読書に限った話ではなく、あらゆるインプットに対して言えることです。
セミナーに参加するときも、街中を歩いていて何かに気づいたときも。
あらゆる情報を、現在の自分の思考方法と行動に結び付け、
必要なものを咀嚼して取り込んでいきます。
本の場合は特に、ついつい読むことが目的化してしまうので、
多少、読書スピードの低下を受け入れてでも、このフィードバックをしっかり行ないたいと思います。
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【編集後記】
今日・明日、そして来週末の4日間はセミナーに参加です。
まだまだ中途半端な、あるスキルを磨きに行っていますが、
初日だけで、かなりグッタリしています。
それこそ、メモを元に思考と行動を変えない限り、意味はありません。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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