こんにちは、渋屋です。
息子が3月まで通っていた保育園の目の前に駐車場があります。
もう何年も前のことですが、ある日突然、工事を始めていました。そんなに老朽化もしていなそうな駐車場だったので、不思議に思って見ていると・・・それは当時、出たばかりのカーシェアでした。清算のシステムを入れ替えるために工事していたんですね。
ピカピカで明るいブルーのコンパクトカーが導入され、何となく駐車場の雰囲気が明るくなったのでした。
車を持たない人、どれだけ増えているんでしょうか?ちなみに私は、一度も車を買ったことがありません。今の生活をしていると、車が無くて不便に思うことがほとんど無いんです。丸1日や、2~3日旅行に行くときは、レンタカーを使います。車の手入れも駐車場代も不要でリーズナブルです。カーシェアリングは使ったことがないのですが、1時間程度使うのに便利なのでしょうか。
空いているリソースを有効活用するビジネスモデル
今後、空いているリソースを有効活用することが、ますます求められるようになっていくと思います。あらゆるところに「ギャップ」が存在するからです。例えば、駐車場を貸したい人と借りたい人をマッチングさせる「軒先パーキング」。前もって駐車場が予約できるなんて、デートとかに使っていたら安心ですね。
「貸したい人」と「借りたい人」のように、世の中には色んなギャップが存在します。空いているリソースがあるんです。
「自分のスキルを活かしたい(働きたい)人」と「仕事を依頼したい人」をマッチングさせるのが、クラウドソーシング。働きたい人、つまり空いているリソースを有効活用するビジネスです。これは今まで人材会社などの専門の会社を通じないと調達が難しい状況でした。そのギャップをクラウドソーシングが解決しようとしています。
もう1つ面白い例を。スマートフォンの余っているリソースを有効活用して、クラウド化させる技術開発が進んでいるそうです。
私も含めて、世の中のほとんどの人が、スマートフォンを使い切ることはありません。あなたのスマートフォンも電源が入っていて、ネットには繋がっているけど、休んでいるときの方が多いですよね?パソコンだと電源を切られてしまうと使えませんが、スマホは大体いつも電源が入っているので、リソースが有効活用し易いのでしょう。
スマートフォンは小さいとは言え、一昔前のスーパーコンピュータ並みの処理能力を持っています。しかも、世界で何億・何十億人が持っているのです。これらの処理能力をちょっとずつ借りて、力を合わせたら、GoogleやAmazon並みのクラウドができてしまうかもしれません。環境にもやさしそうです。そう考えると、ドラゴンボールの元気玉は、とても画期的なソリューションだったと。
スマホの例は壮大ですが、そこまでいかなくとも、空いているリソースを見つけたときに、有効活用する術はないか?考えてみると、新しいビジネスの種が見つかるのかもしれないですね。
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【編集後記】
今日は終日テレワーク。自宅の方がモニタが大きいので、作業効率が高いです。
ずっと溜めていた仕事を1つ片付けて、少しスッキリしました。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!