おはようございます。渋屋です。
昨日の記事ではファンの趣向や行動パターンをもとに、
新たな見込客を発掘すべく、
マーケティング戦略を立てることが出来ることを書きました。
ただ、その前に気を付けた方が良いことがあります。
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実際のビジネスを見ていると、
自社のファンを正確に捉えていないことが多いのです。
自社のファンとは、
・一定期間、自社と関係があり、
・自社、商品を愛してくれていて、
・自社、商品を他者にも紹介してくれる
・結果的に、利益を多くもたらしてくれる
・生涯価値の高い顧客
というような特長があると思います。
■
しかし、営業現場においては、
・単に売上が高い顧客
(実はコストがかかっていて、利益は少なかったり、
下手をすると赤字だったりする)
・声の大きい顧客
(色々と細かい注文をつけて、取引を優位に運ぼうとする)
というような顧客に時間やリソースを割いてしまうことが良くあります。
■
本当に自社のファンなのか?
あるいは実はファンでないのか?
過去の取引履歴や人間関係、その顧客の方針、
これまでに頂いたクレーム・意見・アンケートなどから、
総合的に判断するのが良いと思います。
つまり、顧客情報のフル活用です。
なお、この判断基準を組織内で標準化してしまえば、
どの顧客からリソースを優先的に割り当てるかなどを
判断するために、余計な時間を使わずに済むでしょう。
不平等感もなくなります。
■
ファンの顧客に対しては、
・一層、声に耳を傾け、
・顧客プロフィールを作成し、
・それをもとにマーケティング戦略に活用し、
・より根強いファンになって頂く
という流れを作る取り組みを行っていくことが出来ます。
誰が本当のファンなのか?
一度、周りでディスカッションしてみてはいかがでしょうか。
■終わりに
週末起業に向けて、ホームページの準備を始めました。
しかし、コンテンツを考えていると、
・屋号(会社名)が欲しくなったり、
・自分がなぜ、その事業を行うのか?を掘り下げたり
という根本的なところで動きが止まってしまいます。
常に考えなければならないことではありますが、
結論が出るまで動けなくなるのは問題です。
走りながら考えられるように、
バランスを大事にしていきます。
今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!
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