IT・システム関連

こんな理由で崩れるSIビジネス #679

おはようございます。渋屋です。

 

昨日の記事(店員を見下す人に明日は無い #678)では、お客や上司など、立場の優位性を誇張して悪態をつく人のことを書きました。

今日はもう少し範囲を絞って書いてみます。

 

■IT業界のピラミッド構造

IT業界に古くから存在する構造。

顧客企業に直接、システム提案を行う、いわゆるシステムインテグレータが、その頂点にいます。

システムインテグレータは顧客企業から受注したシステムを作り上げるのに、多くの企業に仕事を依頼します。

こうやって、1つの仕事に対して、ピラミッド構造が成り立っていくのです。

 

SI

 

■無理な人間関係は続かない

残念ながら、ここで「勘違い」をする人が現れます。

ピラミッド構造の上にいくほど、偉そうな人、悪態をつく人が増えていきます。

その会社が発注者なだけで、下請けの会社が居なくなったら、仕事が成り立たないにも関わらず。

 

大手システムインテグレータの態度の悪さを、私は今週だけで何件も聞いています。

そのような場では、「あ~、あの会社だからね。それは大変でしょう。」と、もはや社風として捉えられています。

下請けを叩くことが、彼らのKPI(重要業績評価指標)になっているのではないか?と疑いたくなる出来事を、私も何度か経験しました。(もちろん、中には良い人もいるんですが)

 

悪態をつかれ続けて、継続できる人間関係はないでしょう。

無駄な苛めを受けて、その仕事を継続し続けられるほど、少なくとも私は強くありません。

 

「ありがとう」、「あなたにお願いしたい」、「おかげで良いプロジェクトになりました」

そういう言葉が、私の今までの仕事生活を支えてきました。

 

■無理しなくて良くなったワケ

しかし、このピラミッド構造は崩れてきました。

理由は2つのクラウドの台頭です。

 

1つはクラウドコンピューティング。

システムがクラウドによって提供されるようになり、顧客企業はシステムインテグレータに相談せずとも、簡単にシステムを利用できることが増えてきました。

今まで下請け・孫請けしていた会社も、クラウドでサービスを提供することによって、顧客企業から直接、受注をすることができるようになってきました。

 

もう1つはクラウドソーシング。

今は、ある分野の専門家(プロフェッショナル)をクラウドソーシングという手法によって、簡単に調達できるようになってきました。

わざわざシステムインテグレータを介さずとも、顧客企業に対して、直接提案し、受注できる機会が、着実に増えているのです。

クラウドソーシングについては、別の機会に、もっと掘り下げて書きたいと思います。

 

こうなると、無理な人間関係に耐え忍んでまで、偉そうな会社とお付き合いをしたいと思う会社は減っていくでしょう。

 

システムインテグレータを介さなくなる理由は、

・より多くの利益を確保するため

・顧客企業に直接提案し、商品開発力や営業力を上げる

など、マトモな理由はあると思います。

 

しかし私は、無茶な人間関係に耐えられずに、愛想を尽かすという、意外?な理由も、最初のキッカケとしては、十分にありえる話だと感じています。

 

で、結局、私が何を言いたいのか?ですが。

 

長い目で見て、システムインテグレーション(SI)ビジネスは減っていくことでしょう。マトモな方の理由によってです。

将来的に、業界構造がどうなっていくのか?は未知数です。

だからこそ、「無駄に偉そうにしたり、相手を見下したりせずに、もっと真摯に仕事をしましょう」、ということです。

「無駄ないじめをするような会社に見切りをつけて、顧客企業に直接提案しましょう」、ということです。

 

長くお世話になっているIT業界には、より健全に、より成長して欲しいと思っています。

 

■終わりに

今日は、息子の保育園最後の発表会。

成長が楽しみです!

 

【昨日のトレーニング】

・体幹トレーニング・・・スイッチレベル1.5

・ストレッチ・・・○

・RUN・・・10.62km/58分9秒

久しぶりにジョグしました。

次回、フルマラソン(古河)まで、あと93日。

 

今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!