中小企業診断士

立ち上がれ!企業内診断士 #664

おはようございます。渋屋です。

 

会社員仕事で依頼を多く受けており、急に手が回らなくなってきました。

こんなときこそ、第2象限を意識して、活動していきたいです。

 

■企業内診断士の現状

このところ、中小企業診断士の方と会う機会が何度かありました。

独立診断士の方、企業に勤めている診断士(企業内診断士)の方など、色々な立場の方とお会いしています。

 

既に多くの先輩診断士の方が、心配・苦言されていることではありますが、多くの企業内診断士が、

 

「診断士2年目以降、すっかり受験前の状態に戻ってしまった」(つまり、仕事しかしてない)

 

という人が多いことを実感しました。

 

私がお会いさせて頂く方は、アクティブに活動されている方が多いのですが、それでも「1年目ほどはアクティブに活動できていない」と仰るのです。

 

何100、何1000時間という時間を使って、ようやく勝ち取った資格なのに。

もったいないと思うのは、本人だけではないでしょう。

 

■診断士、足りてません

その一方、支援を求める企業は多いと感じています。

昨日も知人から、資金繰りが上手くいってない企業の相談を受けました。

あるいは、「もっとこうすれば上手く経営できるのに」と思う会社・店舗は、日常的に発見します。

 

ちなみに中小企業診断士の登録者数は、平成24年4月1日時点で21,257名(休止者含)です。(出典 中小企業施策総覧

その一方で、中小企業の数は420万社もあるのです。(出典 平成24年 中小企業白書 付属統計資料

 

たった2万人で、420万社もケアすることはできないでしょう。

しかも、この2万人のうち、半分以上は一般民間企業に勤めている人なのです。(毎年の試験結果の統計情報より)

この半数以上を占める企業内診断士が立ち上がらなければ、アクティブに活動している診断士は、数千人しか居ないことになります。

これでは、企業への支援が十分に行き届くわけがありません。

 

一方、中小企業とお付き合いの深い、税理士はどうでしょう?

国税庁の情報によれば、平成24年で73,725名が登録されています。

しかも、税理士の方が、実際に活動している割合が高いと感じています。

 

税理士と同じくらいの数が、中小企業診断士も必要なのではないでしょうか。

 

■立ち上がれ!企業内診断士

と言うわけで、企業内診断士の方、立ち上がりましょう!!

今から有資格者が、急に激増することはありません。

であるならば、眠っている人たちが立ち上がるしかありません。

 

もう1つ。これから診断士を目指す方も、活動自体は始めても良いと思います。

資格を持っていないと参加できない研究会、対応できない業務も一部ありますが、それ以外にできることも数多くあります。

 

私自身、企業内診断士です。

会社員として仕事をしながら、それ以外の活動をすることの厳しさは、毎日、感じています。

(家庭もありますし、RUNもありますし(^^; )

 

ですので、企業内診断士が外部で活動・活躍するための仕組みづくりを、初めて行きたいです。

 

■終わりに

仕事がパツパツですが、今日は知人とランチ予定。

第2象限の活動も、楽しんでやっていきます!!

 

【昨日のトレーニング】

・体幹トレーニング・・・スイッチレベル1

・ストレッチ・・・マスト(+アルファ)

・RUN・・・×

走りたい。。。

次回、フルマラソン(古河)まで、あと108日。

 

今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!

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