今年のメインレース、アイアンマンが終わりましたので、フィッティングに行ってきました。
思っていた以上の収穫がありました。
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フィッティングのBefore/After
まずは結論から。
(フィッティング前)
(フィッティング後)
- サドルとハンドルの位置が上がった
- DHバーの角度を5度から10度へ
全体的にレーシーっぽさが増したような気がします。
昨今言われている、胸元への風の巻き込み対策として、ハンドル角度も上げました。
フィッティングの目的
今回、久しぶりにフィッティングしてもらった目的は、よりバイクをレベルアップするため。
具体的には、もっとトルクをかけられるペダリングをできるようにするためです。
パワーを出すには、トルクかケイデンスのどちらかを上げる必要があります。
ただ、ケイデンスを上げ過ぎると心拍に負担が掛かりますし、機械抵抗(チェーン・スプロケットなど)が指数関数的に増加してしまいます。
一般的にケイデンス90(1分間に90回転)と言われていますが、それはロードレースの話。
単独走でアタックもないトライアスロンだけで見ると、もう少し低くても良いのかなと思います。
しかし、私はトルクをかけるのが苦手。
ついハイケイデンスに逃げてしまっているのを自覚していました。
トルクをかけるペダリングは、
- どういう練習をすれば良いのか?
- どういう身体の使い方を意識すれば良いのか?
- どういう身体づくりをすれば良いのか?
それらを相談しつつ、最適なポジションを出してもらうことを目的にしました。
今よりもトルクがかけられるようになれば、自然とパワーも上がるはずです。
1年後のアイアンマンを目途に、FTP 4倍を目指したいです。
(今の体重のままだと 228wくらい)
得られたこと
今回のフィッターさん(ACTIVIKEのにっしーさん)に見てもらったのは、実は 5年振り。
(トライアスロンバイクが、以前の黄色・黄緑の頃)
見てもらって早々、嬉しいコメントをもらいました。
- 股関節の可動域がかなり広がっている
- その他の柔軟性も増している
- ペダリングの技術が向上している
この5年、少しずつでも改善を繰り返していたことは、意味があったのだ~と。
その上で、いくつか教えてもらいました。
- トルクをかけようとするとき、腹筋が抜けている
プランク状態が崩れるという意味だと思います。
確かにトルクをかけるときは、脚の筋肉に頼りがちで、その理由は腹筋が抜けるからだと分かりました。 - 殿筋が使えてない
自分のコントロールできるトルクを超えると、殿筋が使えなくなります。
これも腹筋が抜けてしまうことが理由の1つです。 - 引き足の際、踵だけ上がりがち
これは他のコーチからも指摘され続けていることです。
足の裏が地面と平行に上がってくれば良いのですが、踵だけを引き上げて、つま先が下がりがち。
すると上死点でつま先が邪魔をしてしまい、ペダリングの質が落ちます。
これらをローラー台の上で、改善するコツを教えてもらいました。
自宅に帰ってからも、40分ほどローラーで復習。
余談ですが、不整地になるほど、トルクをかけ続ける技術が求められます。
例えば、砂の上を走るときなど。
トライアスロンではあり得ないシーンですが、例えばシクロクロスならあり得ます。
にっしーさんご自身は、砂の上で練習したときにペダリング技術のコツを掴んだ、と仰っていました。
ロード上でも段差があるところなど(スピード出し過ぎ防止の縞々など)では、トルクを抜かないペダリングが重要だそうです。
海で波が高いときのストロークと共通しているような気がしました。
身体の動きを改善するためのドリルとしては、
- チェストツイスト(これ、すごく苦手・・)、スパインカール・・ストレッチ系
- バックランジ・・殿筋強化
- SST 4分(50rpmで)・休憩2分を5セット・・実際にペダリングでトルクをかける
現時点では、50回転で SST強度は出せません。
良くても L3下限レベル。
まずは 1分でも出せるようにしていき、少しずつ上のメニューをこなせるように取り組んでいきます。
1年以内にFTPを4倍に!
改めて目標として掲げ、定期チェックしていきます。
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