データでIMみなみ北海道を振り返る

これまで、アイアンマンジャパンみなみ北海道のレースレポートをしてきました。
今回は、データを昨年の佐渡Aと比較しながら振り返ります。

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スイム

スイムに関しては、なぜかIMみなみ北海道では、データが上手く取れていませんでした。
同じGarmin 955なんですけどね。
左の数字が2023年佐渡A、右が2024年IMみなみ北海道です。

平均ストロークレート（25spm→？？）
ストローク毎の平均距離（1.88m→？？）
平均Swolf（45→31）
平均心拍（131bpm→140bpm）

スイムに関しては、結果としてのSwolf。
そして、ピッチがどれくらいか？1掻きでどれだけ進んでいるか？を見ています。
残念ながら平均ストロークレートとストローク毎の平均距離が出てきてないので、比較できませんでした。

なお、私は他の人と比べて、かなりピッチが遅いです。
その分、1掻きで進む距離が長い方だと認識しています。
バイクで言うなら、重ギア・低ケイデンスタイプ。

今回のみなみ北海道は、波があったので、そういう場所では伸びる時間を短く、ストロークを上げた方が波に押し戻される時間を減らせたはずです。
そういう変化に強い泳ぎを身につけたいもの。

また、心拍数を見て、どれくらい負荷をかけていたのか？を確認。
全く自覚はしていませんでしたが、心拍数だけ見る限り、佐渡より頑張っていたようです。
おそらく、波があったからだと思います。

バイク

それなりにガッツリ登り下りがある佐渡と、ゆったりした登り下りが続くIMみなみ北海道。
ただ、思ったほどデータに差はありませんでした。

平均ケイデンス（86rpm→90rpm）
平均心拍（132bpm→135bpm）
NP（161W→140W）
休憩時間（42分→10分くらい？）

NPが大きく下がっているのは、パワーメーターの差です。
佐渡Aはロードバイク（TCR）で出まして、そのパワーメーターは GIANT PowerPro。

IMみなみ北海道はトライアスロンバイク（SHIV）で出て、パワーメーターは Garmin Vector3。

この2つ、普段から15～20Wくらいの差があるのです。
Vector 3の140Wは、PowerProの155～160W相当。
佐渡の方が斜度のある登りがある分、少しパワーが上振れするのは納得です。

ケイデンスが上がったのは、脚を休める場所が少なかったからでしょう。
下りでガッツリ休んだ佐渡に対し、IMみなみ北海道は、ほぼ漕ぎっぱなし。
急な下り坂が少ないので、脚を止められる場所が少ないんですよね。

休憩時間が分からないのは、トンネル区間でGPSが飛んでしまうから。
（最新のEdge：サイクルコンピュータを付けていれば、GPS飛ばない？）
体感としては、最初のトイレ・レインウェアを脱いだとき・2回目のトイレで合計10分～15分ほど休んでいると思います。

それでも、腰やお尻が痛くなって、ストレッチするためにエイドで止まらざるをえなかった佐渡に比べると、止まってた時間は少なくて済みました。

平均心拍はどちらも同じくらい。
レース中、どちらも心拍130台に収まるように注意していたので。
現時点の実力では、ロングのバイクはこれくらいの心拍数が良さそうです。

ラン

ランもピッチと歩幅を見ています。

平均ピッチ（168→175spm）
平均歩幅（0.92→0.99m）
平均心拍（136bpm→136bpm）
エイド停止時間（10分→2.5分）

平均心拍が130台だったのは意外です。
走っているときに時計を見ると、だいたい140台だったので。

ランでは心拍140台に収まるように注意しています。
平均ピッチが上がったのは、止まったり・歩いた時間が大幅に減ったからでしょう。

猛暑だった佐渡は、エイドで確実に止まって、アタマから水をかけてもらったりしていました。
涼しかったIMみなみ北海道は、トイレとしっかり食べるとき以外は歩いていましたし、その時間も短く押さえました。

平均の歩幅（ストライド）はもう少し広げられるようにしたいです。
トライアスロンを始めてから、ピッチ走法になっていたのですが、ちゃんとストライドを出せるように矯正中です。
5:40/kmくらいで走っているなら、ロングとは言え、1m以上は進みたいです。
（昨日は、似たようなペースでジョグして、1.12mでした）

コースも気温も全く異なるレースなので、直接比較してどうこう言えるものではありませんが。
参考までに振り返ってみました。

自分がやっているトレーニングの成果が出ているのか？
たまにそういう視点で、データを見るようにしています。