バイクのパワートレーニングをする上で、最も効率的だと言われているのが SST(Sweet Spot Training)です。
本ブログで、ちゃんと紹介したことがなかったので、ご紹介します。
ただ、その前にパワーゾーンの定義と、各ゾーンのトレーニング効果をまとめました。
<スポンサードリンク>
パワーゾーンの定義
SST を紹介する前に、前提となるのがパワーゾーンの定義です。
アンドリュー・コーガンが提唱するパワーゾーン、その強度、トレーニング効果は、このようになります。
- 強度は FTP(1時間維持できるパワーの上限)に対する割合
- 時間は、私の経験上、維持できる限界を書きました
- 主なトレーニング効果は、ChatGPT に聞きつつ(笑)手を加えました
ちなみにローラー台をやるときの有名なアプリ「zwift」では、強度の定義が少しだけ異なっています。
ただ、誤差の範囲なので、私は気にしていません。
トライアスリートの場合
トライアスリートとしては、ゾーン6(無酸素)・ゾーン7(神経筋)は、ほとんど気にしなくて良いように思います。特に私のような、入賞を狙わない一般人の場合。
トライアスロンでは、ロードレースのようなスプリント・アタックがないですからね。
今後、ご紹介する SST(Sweet Spot Training)を行う上でも、まずは自身の FTP を正確に把握しておくことが重要です。
日々、トレーニングをする際に「今日はどのゾーン(トレーニング効果)を目的にするのか?」を明確にしておくことが大事だと考えています。
逆に言えば、毎日全力を出す必要もありません。
そして、初心者ほど、ゾーン1~2の時間を積み上げることが重要です。
土台ができていないのに、いきなり高強度をやると身体がついていきませんし、故障リスクも高くなるからです。
なお、10月末に八丈島に合宿しにいった週は、ゾーン1からゾーン7まで、見事に下から積み上げるようなトレーニングができました。
1週間単位で、ゾーン別の時間を見る
このように、1週間単位くらいで、どのゾーンにどのくらいの時間を割くのか?を目安に考えると良いでしょう。
繰り返しですが、初心者の慣れないうちは、ゾーン1~2を中心に。
上図だとゾーン6(Z6)、ゾーン7(Z7)の時間も入っていますが、私の場合、ローラー台の上で、これらのゾーンに入ることはありません。
外で、斜度が急な上り坂のときに、自然とこれらのゾーンに入ることがあります。
意図して入れているというよりは、激坂で自然にパワーを出さざるを得ない・・という感じです。
ローラー台でこんなパワー出したら、(ペダリングが未熟なので)膝などを壊してしまいそうです。
パワーゾーンの定義を押さえた上で、次回は SST(Sweet Spot Training)のご紹介をしようと思います。
お読み頂きありがとうございました。
パワーゾーンも奥が深いよね~とポチっと応援お願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
SNSはこちらです。
Instagram:@shibuya_triathlon
Facebookページ:こちら
Twitter:@giraffe_duck