ランニング・トライアスロン

カラダの使い方の癖(エラー動作)を知る

身体つきは、人それぞれ違います。
筋肉が多い・少ない、骨太など、見るからに分かります。

それと同様にカラダの「使い方」も、人それぞれの癖があります。
その癖がトライアスロンなどの競技で「エラー動作」になってしまうことが。

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サーキットトレーニングでのエラー動作

以前から何度か書いていますが、私はサイクリスト向けのサーキットトレーニングに通っています。
スマートコーチングさんのこちらです。

何度か通ううちに、私自身のエラー動作が分かってきました。

写真はボックスジャンプ。
目の前にある青い台に向かってジャンプして乗るだけのシンプルな動作。
しかし、この動作の間にもエラー動作が頻発するのです。

  • 基本姿勢の時点で股関節の屈折が弱い
  • 膝が足より前に出てしまう
  • 飛ぶ前に踵重心になりがち
  • 飛ぶ前に膝下や足の指が力む

最初に基本姿勢を取ります。
野球で守備がグッと身を構えるように。
その状態で、股関節の屈折が少なく、棒立ちになりがち。
その結果、膝が足より前に出てしまうのです。

ヒップヒンジは動作の基本

一応、ヒップヒンジは頻繁にやっていますが、回数をこなすのではなく、正しい姿勢でできているか?を確認する必要がありそうです。
股関節の硬さは、色んな方から指摘され続けています。。

こちらのサイトより画像を拝借しました)

ヒップヒンジはスクワットやデッドリフトなど、ランニング・バイクで必要とされる筋トレの全ての動作で使われます。
つまりヒップヒンジでエラー動作があると、ラン・バイク全ての動作にエラーが出てしまうのです。

エラー動作を無くしていく

他にもエラーが多々あります。

ボックスジャンプで飛ぶために手を振り上げると(冒頭の写真の状態)、踵に重心が移っていきます。
猫背なこともあり、普段立っているだけでも踵重心になることは自覚しています。
と同時に、上体が不安定になるので、それを支えるために膝下や足の指が力んでしまいます。

トライアスロンに限りませんが、末端が力むのは基本的にエラー動作です。
この記事ではボックスジャンプについて書きましたが、他のサーキットトレーニングのメニューでも、末端が力むのは、都度指摘されてしまいました。

末端が力むのは、カラダ中心に近い筋肉が使えていない証拠です。
また、どこかの筋肉が張ってしまっていることもあります。

これらのエラー動作、原因(キッカケ)は1つではないのでしょう。
お互いが連携して、1つの悪い動作が他の悪い動作を起こす原因になっているようです。

他に、私が良くやる代表的なエラー動作は、肩甲骨の挙上です。
バイクに乗るときに肩が張っている状態ですが、ハンドル荷重になり過ぎてしまいます。

2017年、五島での写真です。
肩が上がってしまっていて、ハンドルにどっかりと乗ってしまっています。
こうなると首や肩に負担がかかりますし、ペダルに体重が乗りません。

今は昔に比べると、肩甲骨の挙上を気をつけています。
疲れてくると、ついやってしまうので、その都度、直すようにしています。

このようなエラー動作は、弱いところを誤魔化すために行われることが多いようです。

  • その弱いところを克服する
  • エラー動作をしてしまったときに自ら気づける感覚を身につける
  • 気づいた後に修正できる動作をカラダに教え込む

この繰り返しを行うために、サーキットトレーニングに参加しているようなものです。
すぐにパワーが上がるような取り組みではないのですが、正しい動作を身につけ、長くスポーツを楽しむには、必要な学びだと感じています。

お読み頂きありがとうございました。
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