キツイ連絡が入ってきました。
新型コロナの感染者数が再び増えつつあるなか、湘南国際マラソンは「フルマラソン」から「25km」へ種目変更するそうです。
(湘南国際マラソンのWebサイトより)
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「25km」ではモチベーションが保てない。。
新型コロナの感染者が再び増加傾向にあるなか、大会を開催する方向に向けて、あらゆる手を尽くして下さっている主催者・関係者の皆様には、ただ感謝するばかりです。
その一方で、正直25kmでは、トレーニングのモチベーションが保てないと感じています。
せめてハーフマラソンにしてくれれば、公式な記録を狙いに行ったのですが。
私のまわりの意見は・・
- 25kmなら参加しない
- 来年度の参加優先権に変えて欲しい
- 25kmに14,500円は高すぎる
- (参加しないから一部)返金して欲しい
など、厳しいものがありました。
様々な困難を乗り越えて主催して下さることに感謝しつつも、「フルマラソンじゃなければ参加しない・してもモチベ上がらない」という層が一定数いるのは確かでしょう。
私は現時点で参加・不参加は決めていませんが、記録を狙えるレースがなくなってしまったのは、心から残念です。
いっそのことサブ4制限にしてみたら?
従来の交通規制時間内で、かつ三密回避しようとした結果、おそらく「25km」という決定がされたのでしょう。
私なりに思うのは、従来の交通規制時間を変えられない以上、距離を短くするのではなく、各ポイント通過の制限時刻を短くすれば良いのでは?と。
要するに、ちゃんとトレーニングしていない人は参加できないようにすれば良いのです。
ファンランを楽しむ層が一定数いるのは確かですが、三密回避が目的である以上、集団でゆっくり走ることは、そもそも推奨されないはずです。
市民ランナー向けで、制限時間が厳しいものとしては、
- 制限時間4時間の栃木・大田原マラソン(2022年まで3年間休止中)
- グロスで3時間30分以内の記録を持っていないと参加できない別府大分毎日マラソン
などの事例があります。
日常的に走っている人なら、4時間を切れないことはありません。
多少の余裕を見ても、5時間あればお釣りがくるでしょう。
それ以上かかる新規ファンランナー確保よりも、既存ランナーを守る方向に動いて欲しかったです。
ビジネスでは不況で苦しいときには、新規顧客獲得に走るよりも、既存顧客をしっかり守る戦略の方が成功することが基本です。
同様に、今マラソン業界に必要なのは、これからマラソンを始める人を参加させるよりも、今まで参加してきた人たちに、継続してもらうことなのではないでしょうか。
ゆっくり走りたい人たちに向けてはハーフ以下の距離で大会を行うのが現実的でしょう。
長時間一緒に居ることがリスクになりますが、ハーフなら遅くても2時間半もあれば終わりますので。
ただ、人数を一定以上確保しないと運営費が成り立たないのかもしれません。
実際、大田原マラソンが休止になっている理由は財政が厳しいからだそうです。
東京五輪の予定だった2020年から、とちぎ国体が開かれる2022年までを休止したのは、新型コロナが直接的な理由ではないのでしょう。
などなど、湘南国際マラソンからの連絡を受けてモチベ下がりつつ、色んなことを考えてしまいました。
おそらくメジャー大会ではフルマラソンは行われないでしょうから、小規模大会で代わりに参加できるものがあるか?探そうと思います。
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