「勉強をやってもやっても忘れていく・覚えられない」
そんなことはないでしょうか?
歳のせい?決してそんなことはありません。
インプット(学習)のやり方を間違っているのです。
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エドガーデールの学習法則
アクティブラーニングが浸透するにつれて、「エドガーデールの学習法則」に注目が集まっています。
学習の定着度は、どのように学習するかによって変わってきます。
- 聞く(10%)
- 読む(20%)
- 見る(30%)
- 見ながら聞く(40%)
- 言う or 書く(70%)
- 人に教える(90%)
受動的な学習では低く、能動的な学習で高くなっていくことが分かります。
つまり学習効果を最大化するには、人に伝える・教えることが良いのです。
これを前提に、私が行っていることを3つ(+α)ご紹介します。
ブログやメルマガに記事を書く
まず最初に、ブログやメルマガで記事にすることです。
自分のメディアですから、いつ記事にするかは、自分の自由です。
ですから、できる限り、学んだ当日や翌日に、記事にします。
「エビングハウスの忘却曲線」によれば、学んだことを1日後には7割以上、忘れてしまいます。
そうなる前に記事を書くことによって、思い出し、理解が深まります。
私は日頃から、情報発信には以下の3つのステップがあると伝えています。
- 自分の軸を固める
- お客様の課題を解決する
- 商品・サービスを販売する
これ以外にも、様々なメリットがあるのですが、その1つが学習効果を高めることです。
記事化の例を挙げますと「インダストリー4.0」を学んだ後、
ちょうどスマートファクトリーの展示会に参加したので、記事にしています。
お客様に話す
2つ目は、お客様に話すことです。
単なる雑談でなく、ビジネスの場ですから、説明するにも相応のレベルが求められます。
ブログやメルマガで記事にした上で、お客様に話せれば、より記憶も定着します。
一度記事にしたことをスムーズに話せるか?
もし、上手く表現できないところがあれば、理解があやふやだということです。
また、お客様の反応を見て、自分の伝えたいことが伝わっているのか?を観察します。
上手く表現できない・伝わってないと感じるところは、再度インプットし直します。
セミナーや研修でネタにする
3つ目は、セミナーや研修でアウトプットすることです。
記事化して、お客様に何度か話せば、スムーズに説明できるようになるでしょう。
お客様の反応を見て、理解が難しいポイントも分かります。
その辺のハマりポイントを踏まえて、学んだことをPowerPointのスライドにします。
「インダストリー4.0」の例で言えば、上の記事内にもありますが、このスライドはITトレンドのセミナー・研修では頻繁に使っています。
このようなスライドを常日頃から作成しておき、
ちょっとしたお客様からの問い合わせのときや、コンサルティングの途中に、そのスライドを使って説明します。
さらにセミナーや研修で、学んだことをアウトプットします。
もっと言えば、何かを学ぶ前に、セミナーを企画してしまうこともあります。
募集を始めてしまえば、セミナー当日までに、強烈なプレッシャーで学ばなければなりません。
何せ、お金を頂くレベルのアウトプットをしなければならないのですから。
「受験生の直前モード」に自らを追い込むことによって、学習効率を高めるのです。
ただ、ある程度「やれる」と自信のある分野以外、このやり方はお勧めしません(汗)
実践する
学んだこと全てではありませんが、自分でも出来ることは、積極的に実践します。
実践すれば、当然のことながら、本やセミナーなどから学んだだけとは、雲泥の差になります。
Webマーケティング・プログラミングなどは、スモールビジネスでも実践しやすいはずです。
私はWebマーケティングのインプット後は、本ブログやメルマガの運営方法を見直しています。
プログラミングは、まだ超初心者なので、アウトプットできていませんが、少しずつ実践していきたいです。
(インダストリー4.0は、ひとりビジネスでは、なかなか実践できないですが・・)
また私の知人は、アジャイル開発の考え方を子育てに応用して実践していました。
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学ぶ上での注意点
学習効率を高めることは大切ですが、それ以上に大切なことは、不要なことを捨てることです。
このブログ読者は真面目な方が多いので、足らないスキルがあれば、どんどん勉強してしまう傾向があるようです。
しかし、スモールビジネスで大切なことは、新たなインプット以上に、捨てることを決めることです。
私の例で言えば、売上が上がった後の経理や税務は、収益を得るビジネスとしては完全に捨てています。
売上をつくるところが、私の主戦場だと考えているからです。
また何かをインプットするときに、既に体系化されたもの、例えば資格試験からのみ選ばないようにしましょう。
既に体系化されたものだけでなく、まだ咀嚼しにくいものに成長の余地があるからです。
アウトプットを前提としたインプットをすることで、学習効率を徹底的に高めましょう!
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