おはようございます。渋屋です。
香港からマカオに移ってきています。
ド派手な街です。2年前に訪れたラスベガスを思い出しますが、そこに香港・中国の雑多さを加えたような街並みです。
今日は、日本のサラリーマンは、本当に価値のある情報にアクセスできていない、ということを書きます。
Eクワドラントから出てみて見えること
香港・マカオに来て、色々な方からお話を聞いています。このところ、ずっと感じていることが、Eクワドラントの視点から、E/S/B/I全てのクワドラントの視点に移って、全体を見渡すことの重要性です。
クワドラントをご存知ない方は、この本を一読されることをお勧めします。
山に登るのに、1つの方角からのルートを知らなければ、そこを登るしかありません。そのルートがどんなに険しくとも、そこに関所があって通行税を納めないと登れないと言われども、そこを登るしかありません。E(従業員)クワドラントの視点しか持っていないというのは、こういう状況に似ていると思います。
山を裏から見れば、余計な関所がないルートがあるかもしれません。その別ルートを登るには、情報を仕入れ、自らを鍛え、入念な準備が必要だったり。実際には複数のルートがあって、それぞれに条件が異なります。
E(従業員)、S(自営業者)、B(ビジネスオーナー)、I(投資家)。全てのクワドラントの視点を持つということは、このような複数のルートを知った上で、自分に最適なルートを選ぶことに似ているかもしれません。
例えば税金
1つ具体的な例を挙げましょう。私自身、つい先日までそうだったので分かるのですが、日本のサラリーマンほど税金に疎い民族は居ないのではないでしょうか?
Eクワドラント以外の人たちは、「給与」ではなく「キャッシュフロー」に着目しているので、税金のことをもう少し詳しく知っています。それに日本以外のサラリーマンは、もう少し税金や、お金全般のことを学んでいるようです。
日本のサラリーマンが税金に疎いのは、源泉徴収で会社が全部処理してくれるためです。全く学ぶ必要がないからです。ただこれは、穿った見方をすれば、国の政策と考えられます。国にとっては、サラリーマンに余計な知識を仕入れられて、反発が大きくなるのを防いでいるとも捉えられます。
実際にはサラリーマンにとっても知るべき知識はあって、例えばこの本を読むだけでも、自分の知識が不足していたことに気付くことができます。
さらに他国の税制と比較をしてみると、日本に閉じこもって資産を蓄えることのリスクを感じずには居られなくなります。
その他にも・・・
1つ税金の例を挙げました。その他にも、ここでは具体例を挙げることはやめておきますが、本来、知っておくべき情報が、日本のサラリーマンには届いていないように感じます。Eクワドラントに情報が届かないのであれば、他のクワドラントの視点を身につけ、自分で情報を取りに行くしかありません。
香港・マカオに来て、私がそのような情報をお届けできる仕組みを作れたらなぁ~、なんてことを思ったりもしました。
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【編集後記】
マカオは朝から雨です。今日も色々とネタを探しに行きます。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!