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コンサルタントの立ち位置 #221

こんにちは、duckです。

まだ少し先の話ですが、12月に中小企業の社長向けに、人材育成のセミナーをさせて頂くことになりました。なかなか広い会場で、数10人は社長が集まって頂けそうです。

人材育成とは言っても、社長の「右腕」「後継者」の育成がメイントピックで、一般社員の育成ではありません。中小企業にとって、後継者の育成は事業継続の意味でも、重要で関心があるトピックだと思います。

4名のチームでプレゼンテーションをさせて頂くのですが、私を含めた4名に事業継承の経験者はおりません。そのため、中小企業診断士のネットワークを上手く活用して、知識を身につけたいと思っています。

診断士のようなコンサルティングを行う人は、コンサルティングする内容やセミナーで講演する内容を必ずしも自身で経験しているわけではないと思います。社長の方が経験を積んでいることも多いので、コンサルタントに求められるのは、

・第三者としての冷静な意見
・他社の事例を知った上での助言

だと思っています。

一点目は、どうしても自社に愛着のある社長では判断がし難いような状況で、冷静な分析・論理展開が出来るということ。
二点目は、なかなか同業者や他社の情報を仕入れることが難しい社長に代わり、外部の情報を元に適切な助言を行えるということ。

もちろん、自身での経験が豊富で、他社へ同様のコンサルティングをした実績が多い方が良いです。
しかしながら私の場合、企業に勤める診断士であり、独立したコンサルタントではないため、なかなか実績を増やすことが難しいのが事実です。
また、誰しも最初は経験が無いところからのスタートです。

したがって、経験の無い自分達が、どのように準備をして、参加頂く社長達のお役に立てる話が出来るか?が大切です。
視点を変えると、セミナー終了時、社長達に何を持ち帰って頂きたいのか?
12月まで自問自答し続けたいと思います。

まずは基礎知識を固めるために、コーチングの本を読んでいます。
4名の診断士の力を合わせて、頑張っていきたいです。

今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!

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