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もっと分かりやすい事例を!

昨日に引き続き、第2回「ITでスモールビジネスを元気にする会」のレポートです。

昨日もご紹介しましたが、中小企業がITを活用できないのは、その価値を知らないからです。
良いこと・儲かることが分からなければ、わざわざ慣れた仕事のやり方を変えてまで、新しいことをしようとは思いません。

 

世の中の事例は難しすぎる

では、なぜ中小企業の社長・経営者はIT活用の価値を知らないのでしょうか?
「世の中に出回っている事例が複雑すぎる」という意見がありました。

確かに、世の中の多くの事例は、大企業向けのものです。
大企業は過去の情報資産が多く、業務も多種多様に渡るため、対応するシステムも複雑なものが一般的です。
中小・零細企業にとっては「関係ないな」と思われるものがほとんどでしょう。

簡単で分かりやすい事例を求めたところ、「領収書が印刷されるようにしただけの事例がある」と参加者の1名が。
その飲食店は、それまでは領収書を求められると、手書きで書いていたそうです。

一般的に領収書を求めるのは、仕事での会食だからでしょう。
しかし、お昼の忙しい時間に領収書を求めると、手書きで時間がかかるため、レジ待ち顧客の行列ができてしまいます。
「面倒くさいから、あの店に行くのを止めよう」ということに。

ある顧客から「レジ待ちを何とかして欲しい」とクレームが入ったことで、印刷されるツールを導入。
混雑時の行列がなくなり、スタッフがレジに時間を取られることもなくなりました。
客足も戻って、めでたしめでたし。

領収書をレジで印刷するだけ。
それくらい簡単で、効果も分かりやすい事例がもっと欲しい。ということになりました。

 

入り口が分かれば十分

この事例、実は続きがあるそうです。
せっかく領収書の印刷で効果が出たのだから、
次はPOSデータを活かして今後につなげよう、と。

しかし、最初から事例にそこまで含めてしまうと、複雑になります。
まずは投資が小さく、シンプルで分かりやすい事例が必要なのではないでしょうか。

最初の一歩を踏み出せれば、2歩目、3歩目の負荷は軽くなります。
まず始めてみることが最大の分水嶺なのだとすれば、入口となる事例はシンプルで簡単なのが一番です。

 

もっと事例を多く

そんなわけで、中小企業の現場の視点に合った事例が欲しいところです。

もちろん、全く事例がないわけではありません。
個人的に好きなレベル感で言うと、IT経営マガジン「COMPASS」のサイトに掲載されている事例。
余談ですが、紙の雑誌も定期購読しています。

でも、これだけではやはり情報が足りなすぎる。
日本の1%しかない大企業向けの情報は溢れているのに、
99%以上を占める中小企業向けの情報が圧倒的に足らないのです。

そんなわけで、少しずつでも事例を公開していければと考えています。

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【編集後記】
ハワイから帰国後、今日の午前までスケジュールがぎっちりだったのですが、
ようやく一息つけます。
まだ水面下でやっている仕事を進めます。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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第2回「ITでスモールビジネスを元気にする会」を行いました

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