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見た目のフォームだけ真似ても上手くいかない

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ランニングやトライアスロンをやっていると、「正しいフォーム」を真似したくなるようです。
しかし何事もそうですが、「見た目」を真似することには、あまり意味がないと思っています。

 

「見た目」は結果でしかない

ランニングで言うと、つま先から着地する「フォアフット」と踵から着地する「ベアフット」のどちらが良いのか?みたいな話題になることがあります。
これは一例に過ぎませんが、「フォーム」という「目に見える結果」を真似しても、あまり意味はないと思っています。

大切なのは、目に見える結果であるフォームが生まれる「原因」です。

プロ選手の「膝が高く上がる」のは、腸腰筋が強い結果かもしれませんし、
地面を強く蹴りだす臀筋の使い方が上手い結果かもしれません。
あるいはカラダの柔軟性が素人とは全く違うのかもしれません。

このような「原因」が分からないまま、「結果」だけ真似をしても、
自分のカラダに無理が生じるだけで、意味がないどころか、怪我をしてしまうかもしれません。

ですから私たちが真似すべきは「膝を高く上げる」ことではなく、
その結果を生み出す「カラダそのもの」や「カラダの使い方」です。

ランニング雑誌などを見ると、そのことを無視して「良いフォーム」「悪いフォーム」を比較してあったりします。
私は「騙されちゃいかんな」と思いながら、あくまでも参考情報として読むようにしています。

 

経営者は「強み」よりも、「独自資源」に目を向ける

同じことは経営にも言えます。

他社の「強み」を真似することは、意味がないだけでなく、逆にダメージを負ってしまうことがあります。
「強み」とは、「顧客に選ばれる理由」です。

中小企業が大企業の「低価格」を真似してしまったら、
一時的に売上は上がるかもしれませんが、永遠に低価格から抜け出せず、泥沼にはまってしまいます。
低価格に慣れた顧客は、高い価格を受け入れてくれません。

「低価格」という強みを発揮できるのは、安く仕入れられるルートがあるとか、
大量生産しているから安く作れるとか、その会社の「独自資源」があるためです。

ですから、経営者は見た目の「強み」よりも、
その「強み」を生み出す「独自資源」に目を向けなければなりません。

他社・自社の「強み」は、現時点において「顧客に選ばれる・選ばれない理由」として分析する必要はあります。
しかし、もう一段踏み込んで、「強み」を生み出す「独自資源」まで分析したいものです。

 

「独自資源」を育てるには時間がかかる

というのも、「独自資源」を育てるには時間がかかるからです。

ランニングも「フォーム」という見た目だけ真似しても意味がないのは上述の通りです。
一瞬なら似たようなフォームで走れるかもしれませんが、それで日々のトレーニングをして、
レースに使えるようになるには、その前提条件となるカラダが必要です。

そして筋力や動きなどを身につけるためには、最低でも数週間~数ヶ月、
あるいはそれ以上の時間が掛かります。
見た目のフォームよりも、カラダを作る方が、時間が掛かるのです。
しかし、一度カラダが出来あがってしまえば、フォームは自然と身についてきます。

経営における独自資源も同様です。
技術力や営業力、商品企画力や生産ノウハウ、
あるいは強力なパートナー企業との関係など、
何れにしても「独自資源」を育てるには、長い年月がかかるのです。

だからこそ、経営者は「独自資源」に目を向けて、
自社の戦略にあった「仕込み」をする必要があります。

表面的な「見た目」に振り回されることなく、それを生み出す源泉に目を向けましょう。

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【編集後記】
この2週間の間、1回泳いだくらいで、全然運動していません。
バイクとランは3週間くらいやってません。
そろそろヤバイ・・

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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