menu

最初の課題は、真の課題ではない

LINEで送る
Pocket

コンサルティングをする上で、一番気にしているのは、
顧客が言う課題の奥底を読むことです。


というのも、顧客が最初に言う課題の99%は、
真の課題ではありません。

私自身がコンサルを受けるときも、
今まで一度の例外もなく、真の課題を後から指摘されるか、
話していて、自分で気付くかです。
それだけ、最初に思い浮かんだ課題は、真の課題ではないのです。

考えてみれば当然なのですが、潜在意識に隠れている
課題は、自分ひとりの力で発見するのは大変です。
日頃考えている、表面的なことしか出て来ないんですね。

それにコンサルティングとは言え、コミュニケーションですから、
心のどこかで最初から重たいものを投げかけられないという、
心理的なブロックがかかっているのかもしれません。


そんなわけで、コンサルの成否は、
真の課題探しにかかっていると感じています。

まずは話をしっかり聴いて、
顧客が話しやすい環境を作ること。
途中でさえぎったりせずに、最後まで聴くように
気をつけています。

また、うなづきながら話を聴くだけでなく、
時折、質問を投げかけるようにしています。
そうすることで、顧客が真の課題にたどり着くことを
サポートできます。

ここで大事なのが、先日ご紹介した、
コンサルティングの「型」を持つことです。
流れを作り、適切な質問を投げかける
仕組みをコンサルティングの中に埋め込むようにします。

これは量稽古が必要ですから、
私自身、まだまだ練習中です。


ちなみに、最初に出てきた課題は、
真の課題に対するシグナルだと思っています。

何か課題を感じるということは、
その奥底に何かが眠っているということ。
だから、その奥底を探っていくのです。

悩み事が生まれるたびに「面倒だ」と思うのではなく、
「真の課題に取り組むチャンス」と考えられれば、
いち早く、次のフェーズにたどり着けそうですね。



【セミナー】
9月25日(月) マーケティング塾(第1回)

大企業の役職者は意識を変えないと危険

真摯さが求められる背景:ドラッカー読書勉強会レポート

関連記事

  1. 仕事は人の間で流れている

    独立を検討していた会社員の頃、ある方から「仕事は同じ層の人たちの中で対流している」…

  2. 戦略レベルとオペレーションレベル

    中小企業診断士の2次試験を受けたことのある方は、・戦略レベルの助言・オペレーションレベル…

  3. 資格を外すと、ビジネスモデルが出来上がる

    自分がどんなビジネスをやりたいのか?独立・起業で最初にぶち当たる壁はここだそうです。しか…

  4. コンサルティング力と営業力

    あなたも既に感じているように、世の中は大きく変化しています。■働き方は大きく変化…

  5. 私がインサイトマップ・セッションを始めた理由

    先週からこのメルマガでも募集を開始した「インサイトマップ・セッション」。既にお申込みをい…

  6. 明確な数値(売上)目標を掲げた効果

    1月の目標達成率が約90%に留まってしまった理由。1つは、年初に新しい仕事の立ち上げで思…

  7. 教えないけど、学びはどこまでも深く

    このメルマガでは何度も書いていますが、私のコンサルティングのスタイルは、基本的に「教えない」…

  8. 見積を出したのに受注できない世界?

    会社員としてIT企業に勤めていた頃、お客さんから複数社に提案依頼がされることは日常的でした。…

最近の記事

最近読んだ本

PAGE TOP