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テクノロジーをどこまで戦略に組み込むか?

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普段からIT関連企業の支援をしていて、悩むポイントがあります。
それがテクノロジーをどこまで戦略に組み込むかです。

 

テクノロジーやトレンドからの検討は何も生まないことが多い

新たな事業を検討する場で、「まずは最新のテクノロジーやトレンドを把握しよう」という
始め方をする場合、結果として何も生まれないことが多いと感じています。

こういう始め方をする企業は、大概、日常からテクノロジーやトレンドを把握していないのです。
そのため、テクノロジーやトレンドを把握するところまでで、燃え尽きてしまいます。
結果として、外部環境の1つでしかない技術面の調査だけが行われ、
新たな事業や商品・サービスは生まれないのです。

逆に普段からテクノロジーやトレンドを把握している企業は、
「それを把握しよう」という立ち位置からは始まりません。

後者の場合は支援しやすいのですが、悩むのは前者です。
外部環境の1つでしかないと言いつつ、技術面の変化や経営に与えるインパクトは、
ますます増しているように思えます。
ですから、技術面を知らずして、事業戦略を立てられるほど、甘い世の中ではありません。

 

ビジョンや顧客、価値から検討する

このような企業に対して、私はビジョンや顧客が望む価値から検討を始めることにしています。
その企業のビジョンを実現する手段としてのテクノロジー。
顧客に価値を提供するために利用されるテクノロジー。

ですからビジョンの定義、顧客の定義、提供する価値の定義を先に行うのです。
それまでの間は、テクノロジーについては触れません。
しかし、これらの定義がされた後、外部環境を知る意味で、テクノロジーやトレンドを学んでいただきます。
上述の通り、これらを知らずして戦略を立てるのには無理があるからです。

一般的に、新しいサービスを展開するのに、今からWindowsパソコンにインストールする形式の
アプリケーションを開発するのは、傍から見て、かなり痛いでしょう。
マイクロソフト自身が、もうそういう方針からはずいぶんと変わっています。

 

実現手段を増やすにはテクノロジーを学ぶ必要がある

ビジョン、顧客、価値の定義を行った後であれば、
実現手段としての引き出しは大いに越したことはありません。

そして、テクノロジーの変化が早くなっていることや、
経営に与えるインパクトが大きくなっていることを考慮すると、
やはりテクノロジーは学ぶ必要があるのです。

引き出しが多ければ、実現できる可能性もスピードも高くなります。
逆に引き出しが少なければ、実現性もスピードも低くなります。

繰り返しになりますが、まずはビジョンや顧客・価値の定義。
そして、それを実現する手段としてのテクノロジー。
この順序を間違えないようにしたいものです。

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【編集後記】
今日・明日は1泊2日の合宿です。
とあるコミュニティにて、新しい動きを始めます。
私は明日に顧客とのアポイントがあるので、明朝までの参加ですが。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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