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戦略から現場までの一貫性が武器になる

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多くの企業とお会いしていると、「一貫性」の取れた会社がほとんどないことに気づきます。
あるとすれば、少人数で戦略から現場までを社長が全て旗振りしている場合くらいです。

 

一貫性が保てない組織

ところで、なぜ一貫性が大切なのでしょうか?
言うまでもなく、それが最も結果につながるからです。

一人の人間に例えると、右手と左手、右足と左足、そして頭が
全てバラバラの方向に向かって動き出したらどうでしょうか?
とても目的地に向かうことなどできないでしょう。

しかし、それが会社という組織になると、
実に多くのところで、そんなことが起きてしまっているのです。

頭である社長が北に行けと言っているのに、
右手であるマーケティングは西に、左足である会計は東に、というようなものです。
こんな状態で、組織がまともに運営されるわけがありません。

一貫性を保てると、組織にとっては各部門・機能がしっかりと連動できます。
そして顧客に対するメッセージに1つの方向性が定められるため、
顧客が商品・サービスを理解しやすくなり、ビジネスが伸びるのです。

 

一貫性はなぜ取りにくいのか?

ではなぜ、一貫性を保つのが難しいのでしょうか。
会社での商品開発から商品提供までの流れを見てみましょう。

戦略・ビジョン→顧客・価値の定義→商品企画→商品開発→提供

会社によって流れや用語が異なることもあるでしょうが、
大まかにはこのような流れで進んでいくことと思います。

このとき、上記の矢印のように、
バトンを次々と渡すイメージを持ってしまっているからです。

そして大きな会社になれば、

  • 戦略やビジョンは経営者や経営企画室が
  • 顧客や価値の定義、商品企画はマーケティングが
  • 商品開発は開発部門が
  • 提供は営業やサービス部門が

担っているでしょう。
バトンが、部門を超えて渡されていってしまうのです。
この「不可逆性」こそが、一貫性を維持できない理由です。

 

一貫性を保つためには

では、一貫性を保つためにはどうすれば良いでしょうか?

商品開発から提供までの各プロセスを一方通行の流れにするのではなく、
何度も行き来できるようにすることです。

各部門が単体で考えるのではなく、全員で考えます。
そして、必要に応じて前のプロセスに戻すのです。

例えば、どんなに良い商品の企画であったとしても、
その会社にとっては、開発できない商品であれば、諦めなければなりません。
そのときはもっと前工程に戻って、例えば再度、商品企画をやり直すのです。

多くの会社が前のプロセスに戻すという工程を持っていません。
終わった仕事は過去のものにしてしまうからです。
そうではなく、「戻ってきて当たり前のもの」にすることが、
一貫性を保ち、社内にも顧客にもやさしい会社になれるのでしょう。

経営者・管理職は、まず社内のプロセスが後戻りできない
危険なプロセスになっていないか、確認することをオススメします。

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【編集後記】
引き続き夏季休暇でシンガポールにいます。
息子の体力が底なしで、着いていく大人たちがヘロヘロです。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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