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会社員は将校であり、フリーランスは戦闘民族である

30代半ばを過ぎた頃から、会社員には気をつけなければならないことがあります。
一人の兵として、戦闘力が落ちることです。

 

人をマネジメントすることが仕事?

大きな組織に属していると、30代半ば頃には周りに後輩が増え、気づけば指導的立場になりつつ。
そんな方、多いのではないでしょうか。
あるいは新卒入社の頃から、周りにいる派遣社員・業務委託の方に対して指示を出したりすることもあります。

そんなわけで早い人だと新卒の頃から、
遅くとも30代半ばくらいには、「マネジメント」を求められるようになってきます。
「マネジメント」というと聞こえは良いですね。
でも、私の知る限り、本当の「マネジメント」ができている例は、極めて少ないです。

真剣に「マネジメント」を学ぶことも考えることもないまま、後輩や外部からのサポーターに対し、指示を出しているだけ。そういう例は枚挙に暇がないでしょう。

このような状態に陥った場合、確実にリスクの高い方向へ向かっていることを認識しなければなりません。

 

戦闘力が新卒以下になっているリスク

そのリスクとは戦闘力が恐ろしく低下する(成長しない)ことです。
私自身、独立してからこの事実に痛いほど向き合うことになりました。

後輩や派遣社員を抱えてチームを組むこと数年。
管理職になり、チームメンバーや派遣社員・業務委託をまとめること9年間。
この10年以上の間に、1個人として、「手を動かす」ことが極端にできなくなっていました。

1人のエンジニアだった頃、自分で設計して、自分でコマンドを叩いて、自分で納品していました。
エンジニアの管理職になり、人の設計をレビューして、人の検証結果を聞き、人の納品結果を確認していました。

マーケティング・企画に異動したときは、最初から管理職でした。
大きな企画の方向性は自分で描くものの、それを資料化するのはメンバー任せでした。
私が行うのは、上司や他部署への説明がメインでした。

私が独立してから苦労したことの筆頭は、アウトプットするのが遅いことでした。
手を動かしてくれる後輩やメンバーはいません。
自分の戦闘力が全く上がっていない、むしろ落ちていることを痛感した瞬間でした。

私の場合、管理職になっても30代半ばまでは現場で手を動かしていたこと、
週末起業を通じて、少しは1個人として動いていたことが、ギリギリ功を奏しました。
もし将来、独立・起業を目指している方であれば、戦闘力を落としてはなりません。

大きな組織に勤める人の場合、明確に選択肢を絞り込む必要があります。

  • 真剣にマネジメントを学び実践することで、組織の力を最大化する方向性
  • 手を動かし続け、個人としての戦闘力を最大化する方向性

前者は経営者を目指す方向性です。
組織が10人、100人、1,000人になろうと、その何倍・何十倍ものパフォーマンスを出せる組織を作り出すスキルが求められます。

後者は個人としての専門性を高めます。
もちろんチームに対して貢献する意識は持つものの、究極的には「自分がアウトプットを出してなんぼ」の世界で戦うことが求められます。
独立・起業する方であれば、こちらの選択肢を選ぶことになるでしょう。

なお、どちらでもない、単に周りに指示を出してマネジメントしている気分に浸っている冒頭の例が、最もキケンです。

 

フリーランスは戦闘民族

なお、自分自身でアウトプットするなんて、ずっとフリーランスをやってきた方にとっては、当然のことです。
私の知る先輩フリーランスの方々の中には、恐ろしくアウトプットが早く、質が高い方がいらっしゃいます。
「いつの間にそんなことやってたんですか?」と驚愕することもしばしば。

いわばフリーランスは戦闘民族です。
自分が一軍を指揮する将校だと勘違いし、何の準備もしないまま戦闘民族の世界に飛び込んだら。
戦えないのは明らかです。

と言いつつ、私は低い戦闘力のまま、その世界に飛び込んでしまいました。。
ですので、この記事で言いたいことは、決して脅かそうとしているわけではなく、

  • 戦闘力が下がっていることを認識しよう
  • 1個人としての戦闘力を上げる工夫を仕事に取り入れよう
  • 独立するなら、戦闘民族になる覚悟が必要

ということです。

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【編集後記】
昨日はランニングで、初めてインターバルトレーニングをやりました。
6km程度のジョグの後、1kmを全力で2本。
やっている最中はメチャメチャ辛いのですが、筋肉疲労は思ったより少ないです。
(筋肉より先に心肺に限界が来ているということなのかも)
しばらく、週に1度くらい続けてみようと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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