久しぶりに年末にテレビで格闘技をやっていました。
旅行中だったのでビデオに録画し、昨日から観ています。
実は格闘技を観るのが好きで、かつてはK-1とかPRIDEが放送されるたびに観ていましたσ(^_^;)
数年ぶりに格闘技を観て、フリーランスに通ずるところがあると感じました。
フリーランスは総合格闘技である
経営コンサルタントとして中小企業の支援をしていると、その仕事は正に総合格闘技だと思います。
打撃あり、投げあり、寝技あり、という感じです。
小さな会社は人事の課題、お金の課題、販売の課題など、様々な課題にぶち当たります。
成長しようとしている会社ほど、次々と新しい課題が出てくるものです。
しかし、そのときに「私は○○の専門家なので」と自分の課題として受け付けず、課題を切り捨ててしまったら。
その会社の成長は止まり、衰退してしまいます。
当然のことながら、あなたへの信頼もなくなり、あなたの試合はTKO負けになるでしょう。
大企業の会社員はボクサーか空手家か
一方、会社員(特に大企業)は総合格闘家と比較すると、ボクサーや空手家のような専門職です。
ボクサーがキックを出すことはないし、ましてや寝技に巻き込まれることはありません。
その代わり、総合格闘家には真似のできない、高度で細かなパンチテクニックが求められます。
大企業や官公庁など、大きな組織になるほど、異なる分野にはその専門職がいます。
そのため、自分が他者の領域に入ることは求められません。
むしろ、無理に入ろうとすると、他部門から領域侵犯で訴えられてしまいます。
だから大人しく、パンチを極めることに集中すれば良いのです。
本当は大企業においても潜在的にゼネラリストの需要が増していると思うのですが、
実際には縦割り組織を横断的に見渡せる人材は、その能力に反して、縦割り組織からは煙たがられる存在です。
総合格闘家は強みを活かしつつ、致命的弱点をゼロに
上述の通り、小さな会社における経営コンサルタントは、様々な課題に対する支援を求められます。
ただ実際、全ての分野で専門家になることはできませんし、なる必要もありません。
大事なことは、総合格闘家同様、致命的な弱点を持たないこと。
自分が寝技の専門家だとしても、打撃戦の戦闘力がゼロだったら瞬殺されてしまいます。
それを避けるためには、寝技に持ち込むまで耐えうる打撃能力を持たねばなりません。
同じように、自分がお金の専門家だとしても、人事、戦略、マーケティング、販売など、他の領域についても、さばけるだけの能力が求められます。
致命的な弱点をなくしつつ、戦うフィールドを自分の得意分野に引き込んでいきます。
お金の専門家がマーケティングについて支援を求められたとき、
まずは相手の攻撃を受け、ときにはマーケティング専門家から学び、
そしてマーケティングを自分の強みであるお金の面から支援してしまう、などです。
そんなことを繰り返しつつ、ヒョードルばりに寝技・組み技あり、打撃ありの
高い戦闘力を目指したいものです。
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【編集後記】
息子が妻の実家に帰っているので、この2日間は妻と二人で過ごしています。
今日は早朝ラン、箱根駅伝の応援(歩いて行けるので)から、横浜で買い物でした。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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