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「強み」を支える「独自資源」を開発するのは、経営者の仕事

前回の記事で、長年悩み続けていた自分自身の強みを、顧客が教えてくれたことを書きました。

今回は、その強みを維持または成長させる方法についてです。
私のことだけでなく、他の個人・企業にも通じる一般論として書きます。

 

「強み」を支えるのは「独自資源」

前回の記事にも書きましたが、「強み」というのは、顧客が他者(他社)ではなく、あなた(の会社)を選ぶ理由です。
目の前にスターバックスとドトールがあったときに、どちらか一方に入ったとします。
その一方を選ぶ理由が、「強み」です。

私の場合ですと、専門分野という視点で見ると、「IT(インフラ)」が強みになるわけです。
(もちろん、私よりIT(インフラ)が強い人はごまんといますので、その他の強みが複合的に合わさって、
私は仕事を得ていることになります。)

しかし、「強み」だけに着目した経営にはリスクが伴います。
模倣されてしまうからです。

例えば、私の強みであるITも、私と同じ程度の「知識」を仕入れるのであれば、
誰でもちょっと時間をかければ、すぐに身についてしまいます。

ただ私には、本やインターネットに書かれていない現場のリアルな情報に触れ、
分かりやすく解釈する仕組みを「独自資源」として持っています。

具体的には、ITの各分野における専門家と人脈(ネットワーク)があるのです。
今週だけでも、3つの専門分野を掘り下げる機会をいただきました。
どれも、絶対にネットなどでは学べない、貴重な情報でした。

あなたには、「強み」を維持・成長させる「独自資源」があるでしょうか?

 

「独自資源」を開発しよう

もう1度整理しますと、

  • 顧客があなた(の会社)を選ぶ理由が「強み」
  • その強みを支えるのが「独自資源」

です。そして、独自資源を開発するのは、経営者の仕事だと言えます。
独自資源の開発には時間が掛かります。
時間が掛かるものだからこそ、簡単にはマネされず、独自資源たり得るのです。

時間が掛かる活動なので、すぐには成果が目に見えません。
重要であり、緊急ではない、第2領域の時間とも言えるでしょう。

ここに時間や資金を投資するのは、経営者の仕事です。
戦略そのものだからです。

  • どのような理由で、顧客があなた(の会社)を選ぶのか?
  • そのために、どのような独自資源を開発しなければならないのか?

戦略を実現するために、これら2つのイメージをしっかり描いて下さい。

 

「強み」と「独自資源」をより知るためには

このブログでは何度も紹介している佐藤 義典さんの著書に触れるのが良いでしょう。
ビジネスにおける戦略を学ぶ上で、これ以上の教科書はないと、敢えて断言させて下さい。

 

前者はアマゾンの「オールタイムベスト ビジネス書100」のマーケティング・セールス分野にも選ばれています。
日本人著者として唯一の掲載なのですが、佐藤さんの素晴らしいフレームワーク・知見からすると、
当然のようにも思えます。

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【編集後記】
3連休。家族としっかり過ごしつつも、フリーランスらしく!?
手元の仕事も着実に進めていきます。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

強みは顧客が決めてくれる

足柄峠で峠走をしてきました

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