IT・システム関連

便利さが増したDropbox、ブラウザ上でOffice文書が編集可能に

昨年(2014年)11月、MicrosoftとDropboxが戦略的提携を発表したとき、
Office文書がモバイルアプリからでも参照できるようになり、便利になりました。
と思っていたら、先日、さらに利便性が上がる機能が追加されました。

 

ブラウザだけでOffice文書が編集可能に

自分の端末にOffice(ExcelやWord、PowerPointなど)がインストールされていなくとも、
ブラウザからDropbox上のOffice文書が編集可能になりました。
Dropboxにブラウザでアクセスし、ファイルを開きます。

open_file

今回はExcelのファイルを開いてみました。

opened_file

ここまでは、今までのDropboxと同じですが、右上の「開く」をクリックすると、

access

Dropbox上のファイルに対して、Microsoft Office Onlineがアクセスして良いですか?
という質問が出てきますので、「許可」をクリックします。
(2回目以降は、この画面は出てきません。)

なお、Microsoft Office Onlineのアカウントがない場合には、登録が必要なようです(無料版で良いそうです)。私はアカウントがあるので、ここはすぐに利用できてしまいました。

opend_file_by_excelonline

ブラウザ上で、Excelと同じ画面が出てきて、編集できるようになります。
編集し終わったら、画面左上の「保存してDropboxに戻る」をクリックすると、
上書き保存されます。
もし、上書き保存せずにDropboxに戻る場合には、ブラウザの戻るボタンを押します。

opend_file_by_pptonline

PowerPointも同じように開けます。
自分のデバイスにOfficeをインストールしたときと比べると操作性は落ちますが、
簡単な編集であれば、その場でできてしまうでしょう。

 

場所とデバイスを選ばない

この機能追加によって、場所と端末を選ばずにOffice文書の編集ができることになりました。
極論を言えば、インターネットカフェの端末でも、編集できてしまいます。

基本的にOffice文書をゼロから作成するときは、手元にあなたのデバイスがあるでしょう。
しかし、ちょっとした編集をしたいときに、いつでもどこでもできるのは、非常に便利です。

私自身、お客様先でのプレゼンの前や、セミナーの前など、
資料を確認していて、編集したくなったことは数知れません。

もちろん、DropboxやOffice Onlineにログインすることになりますので、
インターネットカフェなどでの使用後は、
アクセス履歴やブラウザのキャッシュを消すなど、セキュリティには十分、注意しましょう。

 

クラウド環境が、より当たり前に

編集はできても、プリントできないと不便だ、という方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合には、ネットプリントから出力することもできます。

ファイルの編集はブラウザ上で(Microsoft Online)、
保存はクラウド上のストレージで(Dropbox)、
プリントはコンビニで(ネットプリント)、

と、よりクラウド環境が当たり前になってきています。
パソコンがないと仕事ができない、というケースは、ますます減ってきているようですね。

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【編集後記】
昨日はトライアスロンチーム「ポセイ丼」仲間とともに、東京体育館でスイムトレーニング。
そのままポセイ丼の聖地とされる、中華料理屋の「猪八戒」へ。
旨かった~

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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