メルマガ:非常識なコンサルタント

目標通りにいかないから、目標に意味がある

「目標なんか立てても、
思った通りに行くわけがないから、意味がない」

と仰る社長や、独立志望の方がいらっしゃいます。

確かに多くの会社、事業を見てきて、
立てた計画の通りに進んだケースなど、
見たことがありません。

あったとして、偶然に数字が近しいものになった、
という程度です。


じゃあ、目標を立てることに意味はないのか?というと、
私はそうは思いません。

上振れするにせよ、不足するにせよ
(大半は不足ですが)

目標との乖離があるということは、
そのギャップを認識することができます。

本当はここまで達成していなければならないのに、
実際には、ここまでしか来ていないじゃないか、と。


「じゃあ、足りない分をどうすれば良いのか?」

そういう思考が働かせられることに、
目標を立てる意味があるのだと感じています。

目標がなければ、今が良い状態なのか、
あるいはダメな状態なのかのモニタリングができません。

基準値があるからこそ、モニタリングをして、
行動を改善することができるのです。

すなわち、目標とは現在の事業状況を
把握するためのツールとも捉えられます。

ですから、目標を馬鹿にせず、
事業計画として持っておく方が良いのでは、

と私は考えています。

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