色んな会社を見ていると、次の成長軌道に登ろうとした途端、「足元をすくわれる」ことがあります。
- 事務仕事を全てお願いしていたスタッフが、産休で抜けてしまった
- コアのエンジニアが、心の病にかかってしまった
- キャッシュアウトが先行して、資金がまわらなくなった
- 社長と社員の意識の乖離が大きくなった
などなど。
これらは、社長にとっては足下をすくわれているのかもしれませんが、
旗から見ていると、単なる準備不足のことが多い、とも感じています。
カラダも出来てないのに、無理して走って怪我した件
別件ですが、私は10月下旬、無理なランニング(スピード練習)をして右脚を痛めてしまいました。
そこで思ったような練習ができなくなってしまい、大田原マラソンは満足のいく結果が出せませんでした。
冷静に当時を振り返ると、カラダの基礎ができていないのに、いきなり走り込んでしまいました。
長い時間、長い距離を走り込むには、長時間耐えられるだけのカラダが必要です。
スピード練習をするときには、強い衝撃・負荷に耐えられるカラダも。
そのカラダの準備ができていないにも関わらず、
9月・10月と急に長時間走り込み、疲労をため続けました。
そしてついに、10月末のスピード練習でトドメをさしてしまったのです。
基礎を疎かにしていては、どれだけ応用技に取り組もうとも、それは砂上の楼閣。
次のステージを目指したいからこそ、基礎を固めることに注力すべきだったのです。
ストレッチも体幹トレーニングも、あるいは動きづくりのトレーニングは、地味で面白くありません。
しかし、強固な地盤の上にしか、より高い成果は期待できません。
「礎」を大切にする私としては、初心に戻る出来事でした。
次のフルマラソン、3月の静岡マラソンに向けて、単に走り込むだけではないトレーニング方法を考え直します。
年齢的にも「回復」を考慮に入れた計画の必要性を痛感しています。
(よく言われるように、食事や休憩もトレーニングの一環ですので)
経営もまずは基礎を次のステージへ
次のステージに移る前に、基礎を固めておく必要があるのは、経営も同じです。
- キャッシュフローの問題が発生しないよう、前もって手を打つ
- ビジネスを大きくする前に、改めて社員との意識合わせを行う
- 特定の人に依存せず業務をまわせるように、プロセスやデータ、ルールを整備する
- 社員を増やす前に、就業規則や評価制度を整備しておく
などなど。
経営で次のステージを目指すとき、さすがに1点目の資金面には目が行くものです。
しかし、社員とのコミュニケーションを疎かにしたまま、新規事業に攻めて出てしまうことは、良くあること。
社員の視点から見ると「また社長が新しいことを始めた。よく分からんけど、また大変なことが始まった」となるのです。
新しいことを始めるときだからこそ、いつも以上に意識合わせが必要です。
サラッと説明しただけで、より多くの情報を掴んでくれることを期待しない方が良いでしょう。
社長からは、クドいくらいに想いや目的を説明すべきだと感じています。
https://biz-it-base.com/?p=6090
経営もマラソンも、何をやるにも大切なのはやっぱり基礎ですね。
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【編集後記】
今日は息子のサッカーの試合の応援です。
会場まで約11km、ウォーキングで行ってみます。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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