質問を頂きました。
公的機関の経営支援、税務相談などに
無償でやってくる企業は、
有償サービスの顧客になるのですか?
■
私の答えは「顧客になる企業はあります」。
公的機関に相談に来る企業には、
大まかに分けて2つのタイプがいると感じています。
1つは無償だから来るタイプ。
「税金払っているし、権利があるのだから、
使えるだけ使おう」
と考える人たちです。
公的機関に「お客様面」をしてやってくるのが特徴です。
この人たちは、どんなにアプローチしても
顧客になることはありません。
ですから私は深追いをしません。
そもそも公的機関の顔をしていますから、
営業的なことはしませんし。
「どんなことに困っているか?」という
経営者のお困りごとを聴く対象として
会話をさせてもらっています。
(市場調査ですね)
もちろん、公的機関として提供するサービスは
ちゃんと提供した上でのことです。
■
もう1つは全ての機会を有効に使おうと
考えているタイプ。
公的機関だけでなく、民間の企業支援を含めて、
利用できる機会は全部活かす、
とてもアグレッシブな人たちです。
公的機関も含めて、
相手をパートナーと見て接します。
動きがアクティブですし、姿勢も異なるので、
ちゃんと会話をすれば、
前者の方とは、すぐに区別がつきます。
この人たちは、ちゃんと相手を見ており、
価値を感じればお金を出してでも
サービスを受けようとします。
■
昨日、新たにやりとりが始まった企業も
その1社です。
公的機関でお会いした後に、
Webで私のプロフィールやサービスを確認して、
連絡を下さいました。
●法人向けサービス
https://biz-it-base.com/?page_id=5753
この「ハンズオン型プロジェクト支援」を
来週から始めることになりました。
以前に書いたことがあるのですが、
このように公的機関はマーケティングを
行なう場所としては、それなりに良い場所です。
公的機関で活動する時間を売るのではなく、
サービスを提供しながら、
同時に自分のマーケティング活動をする場所、
と考えると良いでしょう。
ですから私は公的機関の時間単価では仕事は選びません。
より良い(後者の)企業が多いと感じる場所を
積極的に選ぶようにしています。
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