士業などの有資格者の弱点の1つに、
「スキルへの固執」があると感じています。
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皆様も感じられているように、
世の中の変化は加速するばかり。
1つのスキルが一生涯役立つとは、
考えない方が良いのではないでしょうか。
なお、少し前に流行った『ワーク・シフト』という本では
数年毎に、自分のスキルを変える生き方・働き方が
提唱されていました。
しかし、私たち士業は、ついつい苦労して取得した
資格に固執してしまうのです。
その結果、世の中の変化についていけなくなる、ということが、
今後、ますます増えていくであろうと思います。
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大事なのは、取得した資格を守り抜くことではなく、
それをどうやって成果に結びつけるかです。
資格は目的ではなく、あくまでも手段ですから。
このメルマガ読者には、有資格者だけでなく、
受験生も多く含まれているので、
こんなことを書くと勉強意欲を失わせてしまうかもしれません。
ただ、「合格すればバラ色の人生が待っている」なんて
いたずらな夢を伝えても仕方ありません。
「合格」というステップを人生にどのように位置づけるのか。
非常に大切なことですから、私は自分の意見を正直に
伝えておこうと思います。
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今、私たちは、たまたま「何とか士」というような資格を持っています。
ただそれは、あくまでも今現在、そのスキルが仕事に活きる、
というだけです。
しかし、士業に限らず、今の仕事が数年後、
同じ形で残っている保証などありません。
その変化をいち早く捉えて、
『ワーク・シフト』に書かれているように、
次に向けた準備を始めているか?
そんな危機感があるので、私は今まで以上に、
まずはITとマーケティングを、もう1段も2段も上のレベルに
引き上げようとしています。
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