こんばんは。duckです
少し前に実施した、中小企業診断士の実務補習について、振り返ってみます。
初回の実務補習だったこともあり、非常に多くのことを感じました。
私自身、頭を整理しながら、書き溜めていきたいと思っています。
(何回かに分けて、1つずつトピックを書いていくつもりです。)
さて、今回は実務補習をする中で感じた、私自身の心境についてです。
初日、診断先企業の状況を指導員や社長から聞きました。
2日目も診断先企業にお邪魔して、初日とは別の方からもお話を伺いました。
3日目に至るまでの平日に、自分なりに必死に頭を悩ませ、自分なりの提言を考えました
3日目、改めてチームが合流して、提言内容の擦り合わせを行いました。
4日目に微調整、プレゼンの練習、製本を行いました。
そうこうしている間に、「明日は良い提言、社長に伝わる提言をしたい」という気持ちが強くなりました。
5日目、社長と専務に向けての提言
ここで社長らと会話をする中で、「この会社には、もっともっと良くなって欲しい」と強く思う自分がいました。
自分が関わった以上、どんなに小さなことでも良いから、プラスの痕跡を残したい。
目の前のハードルを乗り越えて、何とか頑張って欲しい。
5日間などと言わず、役に立てるのならもっと提言させて欲しい。
不思議な気持ちでした。
実務補習を受ける前には、このような熱い気持ちを持つことになるとは、考えておりませんでした。(基本的に自分勝手な人間ですので・・・)
結果論ですが、中小企業診断士という資格は、私のような人間に合っているのかもしれません。診断士の勉強を始めたときには、経営の基礎をマスターすれば良いや程度に考えていたました。しかし、中小企業の厳しい実態を目の前にすると、自分の知識のレベルはさておき、それらを総動員させて、何か出来ることがあるのなら、何か1つでもお役に立ちたい。そんな気持ちが湧き上がってきたのです。
2社目、3社目で同じような感情が湧き上がってくるのかどうか?分かりません。
しかし、1社目の今回で、そのような感情が珍しく湧き上がったことは、自分に新たな方向性を示唆しているのではと感じる次第です。
こういう僅かな心境の変化を、しっかり捉えておきたいと思います。