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戦略レベルとオペレーションレベル

中小企業診断士の2次試験を受けたことのある方は、

・戦略レベルの助言
・オペレーションレベルの助言

が問われることをご存知でしょう。


名前の通り、その企業にとっての
戦略レベルでのコンサルティングを行なうのか、

あるいはより現場に近いレベルでの
コンサルティングを行なうのか、の違いです。

試験では問題文を読むと、
どちらのコンサルティングが求められているのか?
判断することができます。


現実世界でも、どちらの相談も受けることもあります。

ただ、大抵依頼を受けるときは、
現場レベルの相談から始まります。
その点が試験と異なるところでしょうか。

例えばホームページについて、
どういうデザインにするべきか?の相談を受けたときに、

・このホームページは誰に向けてのものか?
・自社をどのような存在として認識して欲しいのか?
・どういう情報を届けたいのか?
・顧客にどう反応して欲しいのか?

などを聴いていくにしたがって、
戦略レベルのコンサルティングになっていることがあります。

戦略レベルでも、現場レベルでも、
依頼を受けるときは現場レベルから始まることが
(私の場合は)ほとんどです。


ですから、現場レベルに突っ込んでいくのか、
あるいは戦略レベルに一度引き上げるのか?は、
自分で判断する必要があります。

私の場合は、戦略レベルを常に頭の片隅で意識しつつ、
現場レベルの対応をする、という感じです。

戦略に問題があると判断したときには、
すぐに戦略を優先します。
戦略のミスを現場で補うことはできませんから。

戦略レベルが得意なのか?現場レベルが得意なのか?は
人によって異なると思います。

良い・悪いではなく、どこで自分が貢献できるか、です。

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