お客様の文句を言っている士業・コンサルタントに出会うと、少しガッカリした気持ちになります。
理由は2つです。
文句を言っても顧客は変わらない
理由の1つ目は、文句を言っても顧客は変わらないからです。
「やれと言ったことをやらない」
「無茶な要求をしてくる」
などは、実に良く聞く文句の定番?です。
ただ、これらの文句を顧客の居ないところでどれだけ呟いたところで、
その現実は一向に変わりません。
現実を変えようとするなら、他責思考から自責思考へと変換すること。
「自分がやれることは一体何だろうか?」
こう問わない限り、現実は変わらないと思うのです。
顧客と自分のレベルは、だいたい一致している
面白いもので、商売というのは、似たような層(レベル感)の間で循環しています。
優秀な人ほど、相手の人間を見ているので、ヘボなコンサルタントを雇うことはありません。
ヘボなコンサルタントを雇うのは、だいたいヘボな人なのです。
以前、ある方から面白い話を聴いたことがあります。
「ビジネスは同じ年商・年収の人たちの間で流れている」と。
別に年商・年収が全てではありませんが、
やることをキッチリやって成果を上げる人は、相応の基礎が築かれている、と考えて良いでしょう。
逆に経営に苦しんでいるところは、(起業直後などを除き)放漫にやっているから苦しむのでしょう。
ある程度は、社長のレベルと年商・年収は一致しているのです。
それはコンサルタントにも言えることでしょう。
そんなわけで文句を言うコンサルタントには、文句を言う社長がついてくる。
そういうことなのだと考えています。
理想の顧客に相応しい自分か?
理由の2つ目は、理想の顧客に自分が相応しいかどうか?を見ずに文句を言っているからです。
文句を言うということは、ある意味では顧客を見下しているとも考えられます。
自分(コンサルタント)が上、顧客(社長)が下、という構図です。
しかしビジネスを長くやっていると、顧客に教えられることは本当に多いもの。
組織を抱えて、事業を育ててきた社長には、様々なエピソードがあり、その思想に感銘することも多いです。
ただ、そういう敏腕社長を顧客にしようと思ったら、
コンサルタント自身が、敏腕社長に相応しい人間性・実力を伴っていなければなりません。
私が先週お会いした社長から、会食している数時間の間に、
古事記・日本書紀の話から、CPU内部のアーキテクチャの話まで、実に幅広いお話しを伺いました。
私はただ聴いているばかりで、同レベルで話をするには、知識・経験ともに全く足りないと痛感したのです。
一般論として、できる社長は教養レベルの高い方が多く、そういう方とお付き合いするなら、自分の教養も高めるしかありません。
それを身につける努力もせずに、文句を言っていても、何も変わらないだろうと思うのです。
・・と偉そうに書いてしまいましたが、教養ゼロの私ですから(汗)
少しずつでも、積み上げていきたいという、意思表明なのでした。。
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【編集後記】
もう5月です。 2017年も3分の1終わりました。
掲げている目標に近づけているか、改めて振り返ってみます。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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