昨日、経営は100アスロン(100種競技)だとお伝えしました。
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「経営」は本当に様々な種目から成り立つ総合格闘技です。
しかも終わりのない、耐久系・総合格闘技とも言えそうです。
ただ、そんな総合格闘技を「総合」のまま見ていると、
何を改善したり、学んだりすれば良いのか、分からなくなってしまいます。
私が経営は100アスロンだと書いたのは、
「1つ1つに分解できれば、改善したり学んだりできる」
と思うからです。
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例えば、中小企業診断士の1次試験は7科目から構成されています。
・企業経営理論
・財務・会計
・運営管理
・経営情報システム
・経済学・経済政策
・経営法務
・中小企業経営・政策
さらに科目の中身を分解していくと、企業経営理論については、
・戦略論
・組織・人事
・マーケティング
の3つから構成されています。
※全て記憶で書いたので、細かな表記の違いは
ご了承下さい。
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こうやって分解していくと、
1つ1つ、専門家が存在するほどの分野であることに気付きます。
だから、丁寧に1つずつ経験したり学ぶ必要があるのですが、
あくまでも1つを極めるのが目的ではなく、
総合格闘技で勝つことが目的である。
という事実を、絶対に忘れてならないのです。
それを忘れて、会計のことだけを掘り下げたり、
情報システム(IT)に夢中になったりしてはいけないのです。
少なくとも経営という総合格闘技のコンサルタントとしては。
仮に特定分野の専門家として活動するにしても、
顧客はその分野だけで対応してくれるのではなく、
総合力に支援することを求めています。
それを常に忘れないようにしたいですね。
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