今年の中小企業診断士1次試験直前、私は横浜の勉強会(今は「横浜速習アフロまりも会」という名前になりました)にお誘いを受け、初めて診断士を目指す「仲間」が出来ました。そして、2次試験終了と共に、新たに知り合いが増えてきています。この中から、新たに「仲間」と呼べる人も出てくることでしょう。
さて、急に話は変わりますが、私は社会人になって以降、ずっとIT業界でインフラ系(ネットワークとか、サーバとか)エンジニアとして働いてきました。今年の4月からマーケティングになり、エンジニアは卒業したものの、役割が変わっただけで、対象としてのITは変わっていません。つまり私のキャリアは、1つの分野の掘り下げになっており、すなわちI字型のスキルになっているのです。
2年半ほど前、色んな想いが重なって、中小企業診断士の受験を決意しました。経営全般のスキルを身につけて、もう少し幅を広げようと思ったのです。I字型がT字型になっていくイメージでしょうか。ようやくスタート地点に立ったという状態です。
しかし、同時に「次の手」を打ち始めなければならない、とも感じています。
最近感じていることは、受験者・合格者に関わらず、診断士を目指すような方は、私などよりも優秀な方がたくさん居る、ということです。話をしているだけで、優秀な「オーラ」を感じます。・・・ということは、私がこのまま診断士グループの中に混じって、皆でスキルアップすることにだけ注力をしていると、この優秀な方々には、一生追いつかない、ということです。
もちろん、診断士グループに混じって、学ぶべきことはワンサカあります。したがって、診断士として得られる機会には積極的に参加していくつもりですが、同時に、他の診断士と差をつける部分も、自分は確立していく必要があります。
今持っている、ITインフラ系のスキルを深堀りすることは、もっとやりたいと思っています。もともと、IT系の提案を経営層にもしたかったことが、診断士の勉強を始めたキッカケの大きな1つですから。ただ、その一方で「もう一つの柱」とも言えるような分野を作ることも必要なのでは?と感じている面もあります。
T字型のスキルに、もう1つ柱を足すので、π(パイ)字型のスキルとでも言いましょうか。
まぁ、もう1つの柱と言っても、まだそれが何か?すら見えていません。
幅広い診断士の目を持ちつつ、今までの自分のITインフラ業界におけるスキルを軸足として持ちつつ、それと「何か」を掛け合わせる。そんなずっと先のイメージを持ちつつ、まずはしっかりとT字型のスキル構築を進めていきたいと思っています。同時に、何か面白そうな話はないか?探し続けるアンテナを持ちたいですね。