一昨日・昨日と、とある提案のために大阪へ出張に行っていました。
一緒に行って頂いた方のプレゼンは、何度聞いても楽しい。お客様の心に「刺さる」のが分かるのです。
理由のひとつ(と思っている)のが、重厚なバックボーン。
これまでに本人だけでなく、その会社が経験して得てきたノウハウの欠片を随所にちりばめ。
お客様からの質問に、さらにノウハウの欠片を加えながら、ポイントを押さえて回答。
私がやれるようになりたいのは、こういうプレゼンなのかも・・・と思いました。
やや硬い雰囲気で始まった提案も、終わる頃には、すっかり場が和み。
午前中に実施した提案でしたが、自社の大阪オフィスで別のミーティングを終える頃には、発注の意思がある旨の連絡がありました私は同席していただけですが、非常に嬉しいです。
現時点で、私に足りていないのは、現場の経験だと実感しました。
もちろん、会社で起こる全ての事を自分で経験するのは無理です。
ですので、最も重要な現場に時間を割いて、他の部分は経験者からじっくり話を聴く。
そのためには、もっと色んな方から、教えて頂ける人脈を社内外に作らなければならないです。
同時に、教えて頂くためには、自分がその方に貢献できる何かを持っていないと。
さらに、めまぐるしく進化するIT技術に、正直、ついていけてないです。
同時に、ずっとネットワークエンジニアとして仕事をしてきたため、あまりに守備範囲が狭いことを実感。
サーバ・ストレージなどのインフラ系はまだ良いのですが、アプリに近くなるほど、分からないことだらけ。
これからはミドルウェアを含めて、上位レイヤをもっと勉強しないといけません。
到達したいひとつの姿が見えて、自分自身の課題が見えた、という意味では、非常に充実した出張でした。