「学問に王道なし」とギリシャの数学者ユークリッドが言ったとか言わないとか。
確かに学問を手っ取り早く身につける方法はないものの、
とは言え、理解をしなければいけない重要なポイントなど、学習に効率はあるはずです。
トライアスロンはカラダ作りから
昨日、バイク(自転車)に乗る前のカラダ作りの練習会に行ってきました。
一言で言えば、手足ではなくて、体幹を使って走れるようになりましょうね、と。
以前はランニング・バイクなどの実践の時間よりも
ストレッチと体幹トレーニングなどの動き作りを優先させていたのですが、
最近はついついバイクに乗ることを優先していました。
昨日の練習会に出て「それじゃいかんな」と痛感したのでした。
トライアスロンのトレーニングにも、確かに王道はありません。
でも、間違ったトレーニングをどれだけ積み重ねても、
それは成長を促しませんし、下手したら怪我のリスクを増やすだけかもしれません。
水曜日にもスイム・ランニングの動き作りの練習会に行って来たのですが、
そのときも骨盤周りの硬さを指摘されました。
昨日も骨盤周りの動きがきつかったので、私のパフォーマンスのボトルネックは
ここにあるのです。
やっぱりカラダ作りが全ての基本だよな~。
むやみに長時間、トレーニングしてもしょうがないよな~。
などと、感じた時間でした。
そう言えば、自分でこんな記事を書いていました。
https://biz-it-base.com/?p=6090
「石の目」という考え方
職人が石を割るときには、石の目を読んで割るそうです。
石の目を読めない素人が割ろうとしても、無駄に打ち込むだけで全然割れないと。
石を割るときに限らず、私たちの生活全てに石の目があるのでしょう。
マラソンやトライアスロンで言えば、上述した通り、カラダ作りが石の目と言えそうです。
私がこれまでに経験してきたことで言えば、
- ネットワークエンジニアになるならTCP/IPのスタックと、
各プロトコルの特徴(ヘッダーとか)と動きを理解するのが石の目 - 中小企業診断士試験(1次試験)に合格するなら、
全分野を網羅的に(詳細にではなく)ザックリと理解することが石の目 - マーケティングスキルを見につけるなら、
BASiCSで有名な佐藤義典さんの著書を読んだりセミナーに出ることが石の目 - 独立してご飯を食べられるようにするなら、
顧客を定義して、顧客や顧客に近しい人達との人脈を作ることが石の目
という感じです。
「石の目」=「基礎の基礎」を積み上げる
このように書いてみると、石の目とはすなわち「基礎の基礎」のことではないか?と思うのです。
マラソンやトライアスロンの例のように、カラダが出来ていないのに
いきなり走ったりするから、怪我をする人が耐えないのです。
(過去の私を含めて・・)
石の目を読むことで、職人さんが一撃で石を割る。
逆に言えば、石の目を読むことまでで勝負は決まっているのです。
一撃加えるのは、その結果を確認する作業なのではないでしょうか。
マラソンやトライアスロンは、さすがにカラダ作りが全てとは言えません。
特にバイクやスイムはテクニックも必要ですし。
ただ、カラダ作りの時点で、勝負の8割は決まっているのではないでしょうか。
(市民ランナー、市民トライアスリートについては、ほぼ間違いないと感じています)
ビジネスも同じです。
私の場合であれば、業績は顧客に会えるかどうか、でほぼ決まってしまいます。
もう1つ追加すると、既存顧客へのフォローがちゃんと出来ているかどうか。
「石の目」を見極めつつ、あとは愚直にそれを積み上げられるかどうか。
ビジネスモデルそのものを変える話とは異なりますが、
今のビジネスでしっかり成果を出すためには、この考え方が重要だと感じています。
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【編集後記】
古河はなももマラソン2週間前。
今日は少し長めに走りこみたいです。
東京マラソン、天気良さそうですね~♪
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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